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Overview

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Emory University

1836年創立。大司教のJohn Emoryの名にちなんでいます。学者でもあった彼は、伝道師の教育水準を高め、男性だけでなく女性の教育も積極的に提唱しました。Emory大学は"to create, preserve, teach, and apply knowledge in the service of humanity"のミッションの下、GBSをはじめ、医学、看護学、公衆衛生学、神学、法学を擁す総合大学です。

 

特徴の一つとして、 大学とビジネスとの交流が非常に活発です。アトランタには複数の大企業が本社拠点をおいており、後述の通りCoca ColaやDelta航空等の企業と本大学は古くから関りがあります。

 

またもう一つの特徴として、 Emory大学、病院、CDC(米国疾病管理予防センター)が隣接し、疫学研究の全米における一大拠点であり、エボラ出血熱の治療を米国内で初めて行った大学として有名です。

Goizueta Business School

1919年設立。1994年春頃、Coca Colaの当時CEOであったRobert C.Goizueta氏の寄付を受け、Goizueta Business School(以下GBS)となりました。Goizueta氏はCEO在任期間に同社株式時価総額を40億ドルから1450億ドルへと成長させた偉業から、著名な経営者の一人として今もなお語り継がれています。

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以下、我々日本人在校生から見たWhy Goizuetaについて紹介します。

 

1. リーダーシップ醸成を中心としたバランスの取れたプログラム

GBSではファイナンス、オペレーション、マーケティング、アントレ、ヘルスケアなど各分野で著名な教授陣が集まり、また特定分野に偏らないバランスの取れたプログラム提供が一つの強みです。全体を見渡せる人材になるため各分野バランスよく学ぶことも、学びたい特定分野が決まっていて集中的に深堀することも、あるいは入学後に自分の適性分野を発見してから突き詰めていくことも、個人の成長ニーズに合わせて授業を取ることができます。ただしプログラム全体が将来のビジネスリーダーを輩出することを目的に作られており、各専門分野について学んだ上でリーダーとしてどういう判断・行動に繋げるのかについて重点を置いて設計されています。各クラスでチームワークの機会も数多く与えられ、望めばいくらでもリーダー経験を積むことができます。クラス外でもGALA(Goizueta Advanced Leadership Academy, 一例として学生たちと数日間のヨットセイリングを通したリーダーシップ経験)やLeader's Reaction Course(一例として米軍基地での訓練アクティビティを通したリーダーシップ経験)など、ユニークな活動も提供されています。

 

2. 校風と環境

昨今"ダイバーシティ"は至る所で耳にしますが、これはGBSにおいて最も重要とされている価値観です。GBSは"Diversity, Equity, and Inclusion"をミッションに掲げ、個人を高め、コミュニティを豊かにし、信念を持ったリーダーを育成するという方針の下で活動しています。実際に学生の人種、性別、バックグラウンドは偏りがなく、参考までに留学生比率は全体の30~40%と全米ビジネススクールの中でも非常に高い割合を占め、出身も北南米、アジア、欧州、アフリカと世界全域にわたります。特に留学生比率の高さはGBSに多彩な学生に加わってもらいたいというアドミッションチームの気持ちが強く表れており、もちろん我々日本人学生もwelcomeの雰囲気です。ダイバーシティの一例として、組織論をクラス内でディスカッションすると多様な体験談や価値観に基づいた意見を聞くことができ、地域や業界によってこんなにも考え方が異なるのかと驚きつつ視野を広げることに大きく役立ちます。クラスが大きなマジョリティで占有されてると、このような議論が活発になりにくいため、これはダイバーシティを重視するGBSならではの強みです。また一学年約150名程度のスモールスクールの中、クラス毎に形成されるチームでの共同課題や、毎週木曜夕方に行われるKEGS(Keeping Everyone at Goizueta Social, 軽食・ドリンク付きのソーシャルイベント)など学内イベントで同級生と交流する機会も数多くあります。ビジネススキル・ダイバーシティ視点を兼ね備えたグローバルで活躍する将来のビジネスリーダーを育むには非常に適した環境と言えます。<br>また、&nbsp;総合大学Emory Universityとして他学部との横のつながりもGBSの強みの一つです。ロースクールやパブリックヘルスとのジョイントディグリーの機会に加え、選択授業によっては学部横通しで行われるものがあり、ネットワークを構築する機会もあります。例えばヘルスケアの授業ではMBA/公衆衛生学部生/研究員がチームを組んでヘルスケアビジネスについて議論する機会もあり、互いに学びを深める機会も数多く得られます

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3. アトランタの地の利

アトランタには、Coca ColaやDelta航空、CNNをはじめ、Fortune誌1000社のうち75%以上の企業が本社または活動拠点を置くアメリカ有数のビジネス都市です。このアトランタにキャンパスをもつGBSでは次のような機会を得ることができます。

 

IMPACT360:2年制MBAの1年目春学期に必修となるハンズオンプロジェクトです。これまでに身につけた知識や経験を基に、少数のチーム編成で約3ヶ月の間で企業の抱える実際の課題を解決へと導くという、いわばコンサルティングワークを実践する科目となります。全米の大小様々な企業がクライアントとして参加しますが、地元のアトランタの案件が比較的多いです。これまでCoca Cola、Delta航空、The Home Depotなどアトランタに本社を置く企業や、PorscheやCONVERSE等のグローバル企業の参加実績もあります(参加企業は年によって異なります)。実際に企業を訪問してクライアントの生の声を聞き、課題解決へ導くという機会を得られるのはアトランタに拠点を持つGBSならではのプログラムです。

ゲストスピーカー:アトランタの玄関口であるハーツフィールドジャクソン空港は全米一位のハブ空港として有名ですが、そのアクセスの良さから様々な授業でゲストスピーカーの方が来られて経験や知見をシェアしてもらえる機会にも恵まれています。例えば、アントレの授業では全米の企業からのゲストスピーカーが来られて自身の経験談を語ってくれます。またデルタ航空のゲストスピーカーの方はコロナ禍での苦境をどう乗り越えたのかなど生の声を聴くことができました。

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