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2019 Enrollment

Class of 2021

A (男性・保険会社)

B (男性・商社)

C (男性・エネルギー会社)

D (男性・化学メーカー)

E (男性・石油元売)

F (男性・総合電機)

G (男性・資産運用会社)

A (保険会社・社費・京都大学法学部卒)

 

Why MBA

ファイナンスとアカウンティングを学問として学びたいという気持ちと、自分の市場価値を高めたかったというのが根本的な動機です。エッセイ的な動機としては、英語で海外の優秀な人材とコミュニケーションをすることを通して、自分自身の能力を底上げできると感じたから。

 

Why Goizueta?

Smallスクール / Top20 / 温暖な気候

 

受験プロセス

2018年3月 社費生として選抜、初回TOEFL37点と驚きの結果

2018年5月 2回目のTOEFLで80点、しかしここから一向に伸びず。 2018年12月下旬 GMATで680点を獲得するも、TOEFLはMAX89点

2019年2月 出願スコアの96点

2019年3月 Emory含め複数校出願

2019年4月中旬 EmoryのSkype面接

2019年5月上旬 Emoryより合格通知

 

TOEFL

一向に伸びなかったので、ほかの方の勉強法をご参照ください

 

GMAT

中国サイトを利用して過去のPrepを大量に演習したこと結果TOEFが低スコアだったにもかかわらず、それなりの点数獲得につながったのだと思います。また河野塾という個人塾にも通学し、GMATの解き方指導をしていただくのと、わからなかった問題をすべて聞いて、納得いくまで解説していただいたのが非常に良かったです。 Essay 当時の上司からエッセイの骨子を指示されたため、自分の意志は全くなかったです。そのためそれをもとにエッセイカウンセラーであるジェフロアとネタ出しを行っていきました。ジェフロアに、ネタ出しからエッセイの編集まで全面的に協力していただいたおかげで、一切やる気が起きなかったエッセイも乗り切れたと思っています。非常におすすめのカウンセラーです。Interview Clear AdmitとGMAT Clubというサイトを利用して、インタビューでの過去の質問を集めて、それに対する回答を作成し、その後はひたすら丸暗記しました。実際の面接でも用意していた範囲内での質問で、スムーズに返答でき、TOEFLの低さをカバーできたと信じています。 最後に中国等と比較すると、日本のMBA受験ビジネスは非常に売り手に有意な状況になっていると感じます。そもそものMBA受験者数も多くないので、有益な情報もなかなかありません。とにかく情報を集めて 効率的かつ効果的に勉強を進めていくことが大切だと感じました。いかに私が参考になったと思うサイトを挙げておきますので、良ければご参照ください。

https://www.path-to-success.net/

https://www.clearadmit.com/schools/

https://gmatclub.com/

http://andymina.blog136.fc2.com/

https://www.vinceprep.com/interviews/mirror-method

 

B(商社・社費・早稲田大学商学部卒)

 

Why MBA

1.ビジネスの知識を体系的・網羅的に学ぶことで正しく意思決定をできるようになりたかった

(大事なことの見落としがないようにビジネスの全ての視点や要素を学びたい)

2.英語を学ぶことで、世界中のどのような人でもコミュニケーション、ディスカッションできるようになりたい

3.海外の優秀な人との後まで活きるネットワーク

4.実務から離れて自分の人生を考え直す時間が得られる

 

Why Goizueta?

TOP20

勉強リソースのバランスが取れていて網羅的

人数が少なく教授や学生と深い議論ができそうと思ったこと

 (知識は勿論、英語ディスカッションのトレーニング)

アトランタの温暖な気候、Emory周辺の穏やかな環境

 

受験プロセス

2018年3月:TOEFL受験勉強開始。濱口塾のオンラインに入会 (ただこの時期はほとんどGMATには着手せず)。

 

2018年4月:TOEFL4回目くらいで95点。

 

2018年6-8月:100点すぐいくだろうと思っていたところ、6-8月の受験において6回連続98点を取 る。どうすればよいのかよくわからない状態になり大変落ち込む。

 

2018年8月:TOEFLを打開できないまま時間が過ぎる。しかしそろそろGMATをやらないといけないので、GMATの勉強を開始。

 

2018年9月:カウンセラーと連絡を取りEssay作成開始。TOEFLに至ってはついに緩やかな下降を見せ始める。もはや自分にできることは世の理不尽さを、身をもって学べたことに感謝することだけだった。

 

2018年10月:GMAT受験(1回目)。590点でへこむ。TOEFLで100点取得。遂に呪縛から解き放たれる (しかしまだ100点)。

 

2018年11月:GMAT2回目。650点。

 

2018年12月:TOEFL(15回目くらい)で105点(R28、L29、S22、W26。出願スコア)。

 

2019年1月:2ndRoundで5校アプライ。うち1校は1月中に合格。GMAT(4回目)で700(V35、M50)が出る。出願校に差し替えを依頼。カウンセラー、Matthewとinterview対策をする。

 

2019年2月:2ndRound出願校とinterview。残念ながらvisitはできず。

 

2019年3月:2ndRound出願校の結果が出揃う。2校合格、1校WL、2校辞退。

 

2019年4-5月:3rdRoundでTOP10に出願も合格できず。考えた結果Emory進学を決める。

 

TOEFL Reading: まずは語彙が重要です。自分は3800のランク4までやった上で、その他の教材で出会った「これは覚えたおいたほうが良さそう」という単語を暗記しました。 単語の覚え方は色々あると思いますが自分はiKnowをカスタムして覚えられない単語を反復練習したことと、カードに書いて何回も回しました(GMATでも同じやり方)。問題演習はOfficial Guideの問題を時間を図って何度か解きました。 早期から28点前後取れていたためそこまでリソースは割かず、GMATに力入れました。語彙、文法、速読などはGMATのRCやSCとも相乗効果があるので、ある程度(27点以上くらい?) 取れてきたらGMATに移行するのが良いと思います。GMAT移行後でも、Rのスコア向上が期待できると思います。

 

Listening: TPOをDLして通勤中などに聞きまくりました。ポイントは、100%集中して聞くこと、毎日聞くこと、 日本語に頭の中で変換しないことだと思います。慣れてきたものは1.5倍速で聞きました。自分は考古学、アートヒストリーの問題に苦手意識があったので、これらのカテゴリーごとにTPOをDLしてカテゴリー毎に毎日リスニングすることで苦手分野を克服できたと思います。

 

Speaking: 正直勉強法が分からなかったのでE4TGに通いました。各Partでどのような内容をどのように話せばよいか非常に参考になります。内容は簡単でいいので(むしろ簡単なほうが話しやすい。例えば自分の仕事の話よりも趣味とか好きなスポーツなどの話など)、5W1Hとその結果どうなったのか?を盛り込んで具体的に話せるようになることが大事だと思います。 自分はもらったサンプル音源を参考にしながら、授業で使ったQに対し自分の回答案を作成し、暗記してしまうくらいになるまで練習しました(Part1とPart2で50パターンくらい)。このあたりまで来たところで23点前後取れるようになりました。 個人的に1番難しいと思っているのがPart5(今は問題形式が変わったと聞きましたが)で、このパートは 問題、解決案1、解決案2、自分はどちらを勧めるか、その理由について1分で述べなければならず、時間の割に言わないといけないことが多いです。ListeningやSpeakingが少しずつできるようになってくると、聞こえるようになってきますし話せるようになってくるためついつい話過ぎてしまってタイムマネジメントに失敗し時間内に言い終わらないということが起こります(逆にspeakingできるようになってくると陥りやすい)。

ですので、Part5についてはそれぞれ言わないといけないことのエッセンスを簡潔 にまとめることが重要です。またE4TGで習ったこと(日本人が発音しにくい音、覚えておいたほうがよい日本とアメリカの考え方の違いなど)はinterviewやMBA本番でも活きているのでそういった点でもかなりおすすめです。 SpeakingのPart 2は、WritingのIndependentとも相乗効果があるため、Writingでも本番の様々なパターンに対して対応できるようになると思います。

 

Writing: E4TGの添削サービスを使いました。回数を重ねることで、自分のネタが推敲され定着するほか、自分のミスしやすい文法項目が分かる、タイピングスピードが上がる、また便利だと思った表現は何度も使って覚えられるようになるためある程度の回数をこなすことがポイントだと思います。Integratedは某有名予備校の有名テンプレを使い、またListeningの内容を多く盛り込む、paraphraseすること、RとLの対比点が明確になるように意識して書くことで点数が安定しました。

GMAT RC: Officialガイド、濱口塾の問題を、時間を図って何回も解きました。(目安読解3‐5分+問題数×1.5分以内で 解けるように)途中で出会った単語は動詞中心にiKnowに入れたりカードを作ったりして暗記しました。 読む際は途中のTransition word(特にhowever, although)に注意してauthorの主張を理解するようにしました(GMAT(CR)勉強の助けになるかと思いちょっと読んだ「論理トレーニング101題」という本で 「ロジックとは接続詞である」と書いてあり、なるほどと思いました)

 

CR: 濱口塾でロジックパターン別の問題を2回くらいやったあと演習をしました。ロジック以前に文章の意味が正確に取れないといけないので基本読解力も重要です。問題が古いのでPrepで新しい問題のタッチに慣れておくことも重要かと思います。GMACから追加で買える演習問題は難易度別に新しい問題があるので時間があればトライするのはありだと思います。

 

SC: 濱口塾とYESを使い勉強。YESの文法基本コースは受験以外にも役に立つのでおすすめです。SCはテクニック(Word choiceや表現で即切りできる問題)があるので、それらを抑えたあとはひたすら問題をこなしてひたすら反応速度を上げていくように演習しました。SCだけでなくVerval全体に言えることですが、基本的な英語力は非常に重要です。やはり塾の問題は古いのでPrep(Prepも古い問題がありますが) で新しめの問題に慣れておくことも大切かと思います。

 

Math: 有名な青い参考書がありますが、それだけでは正直足りないと思います。自分は濱口塾の上級問題と GMAT ToolkitというアプリのManhattanなど難易度が高い問題を何度も解いて色々な問題パターンの解 き方を定着させました。GMAT Toolkitは間違えた問題やあとで解きたい問題をストックできるほか、自 分の過去の正誤なども全て見れるので自分の得意不得意の分別がしやすく効率的に勉強できます。ここまでやれば49-50は取れるかと思います。 Essay 「自分がわかってもらえるように書く」とよくアドバイスされますが、重要なのは「自分の面白いところが分かってもらえるように意識して書く」ことだと思います。 自分も最後のほうまで分かっていなかったのですが、自分では差別化できていると思って書いたエッセイでも他の人のものと比べると驚くくらいに似たような話(特に仕事の話)を書いています。エッセイは仕事に関する質問も多いですが、補足(言い訳)をしたり、「その他伝えたいこと」を自分で自由に書ける質問もあるので、こういった質問も最大限活用して、思い切り仕事以外で自分が本当に好きなこと、人生に影響を与えた経験、趣味などを書くことは有効だと思います。勤勉さや仕事の成果は 他の質問、GMATスコア、resumeなどである程度伝えることができるので、個人的に理想的だと思っているのは頭の良さや仕事の実績はGMAT、resume、essayの最初のほうで出てくるQで伝えて、残りはそれ以外の自分の面白さが伝わるエピソードをMBAで活かせるtakeawayにつなげて書くことだと思います。 また、essayは1人で考えることが多いので、1人で考えているうちに自分の世界に入ってしまい客観性がなくなり、「自分のことを何も知らない人」が初めてそのessayを読んだときに自分の狙い通りのイメージを持たせることができなくなったりします。 自分の場合は、essayの書き方で悩んだときは、妻に相談したりしました。奥さんは夫のことを分かっていると思うので、その話を初めて聞いた人に伝わるか?どういうイメージを持つか?もっとこう変え たら?など役に立つアドバイスをもらうことができると思います。最初にessayを読むであろうアドミのスタッフは女性も多いのでそういった意味でもよいアドバイスがもらえると思いますのでおすすめで す。

 

Interview

Interviewはやればやるほど慣れてくるので回数をこなすことがポイントだと思います。内容も定着しますし、さらに推敲されます。またNativeにアドバイスをもらうことも重要だと思います。やはり英語の世界での伝わり方、ニュアンス、ワードチョイスなどは純日本人だとカバーしきれないので、本番と同じようにNativeに伝えてみてフィードバックをもらうことが大事だと思います。また自分では伝わると思っていても、そうじゃないところが分かったり、自分の話せるネタの中で伝えたほうがいいこと、逆にそうじゃないこと、仕草や表情についてもアドバイスをもらえます。本番では緊張で急いで話してしまいがち(純ジャパが焦って急いで英語を話すと本当に分かりにくくなります)なので、 落ち着いてゆっくり話せるようになるためにも回数をこなして慣れることが大切です。 interviewの練習はSkypeで動画に残しておき、後で見直すのも非常に効果的です。最後に受験勉強は辛いですが、ここで勉強すること、経験することはMBA本番でも、さらにそのあとの人生でも自分を助けてくれると思うので、受験のためというよりも将来の自分のためだと思って勉強するのがモチベーションにもなると思います。実際にMBA生活が始まってみるとあれほどやったはずの英語からそもそも躓いたりしてきついことも多いですが、日本では得られなかったであろう苦労や新しい視点、価値観などが得られて毎日刺激に溢れています。何かあればいつでもご相談下さい。

C(エネルギー会社・社費・慶應義塾大学経済学部卒)

 

Why MBA

私がカッコイイと思う社内外の方に、「MBAホルダー」という共通点があったため、この人たちに近づくためにはMBAが必要なのではという、安直な理由でMBAに興味を持ちました。大学時代、部活動にすべての時間を注いだ結果、学問をおろそかにしたことを入社後に後悔したこと、伝統的な企業体質の中では養えない柔軟で幅広い感性を会得したかったこと、今まで逃げ続けていた英語という壁を乗り越えたかったことから、米国のMBA受験を志しました。

 

Why Goizueta?

夏が長く、都会と自然のベストミックスであるアトランタという都市に魅せられました。またTOP20のビジネススクールであることや、Alumniや在校生の雰囲気が自分にマッチすると感じ、Goizuetaを選びました。

 

受験プロセス

 

2017年8月:一か月前に取得したTOEIC755点(社内選考ボーダー750点)というスコアと共に社内選考に応募。

 

2017年10月:英語力はさておき熱意のみで社内選考通過。TOEFLが何かもわからないまま、AGOSにて対策をスタート。

 

2018年1月:初TOEFLで61点。「まぁ1回目だし」と自分に言い聞かせる。この時点では自分のヤバさに気づいていなかった。

 

2018年3月:カウンセラーのRound Oneと面接。「君の英語力は正直ヤバいけど、ハートは強そう」という理由で見てもらえることに。俺、選ばれる側だったのかよ…

 

2018年4月:4回目のTOEFLで71点。90点までは一瞬だよと言っていた友達を恨む。

 

2018年5月:GW明けからGMATの勉強をし始める。今さらながらAffinityで基礎文法コースを受講。塾 で部活の後輩に会い、TOEFLが100点越えという事実を聞き、家に帰って泣く。

 

2018年6月:5回目のTOEFLで再び71点。L13点という、なかなか取れない点数をとり、IELTSへの移行を決意。Affinityで本格的にGMAT対策を開始する。この頃、自分の英語のセンスのなさに第一次 Depression期に入る。

 

2018年7月:初IELTSで5.5。スコアは悪いがTOEFLよりもまだ戦えそうと謎の手ごたえを感じる。仕事がピーク期に入り、勉強の時間がなかなか取れず。

 

2018年8月:2回目のIELTSで6.0。0.5上がっただけですぐに7.0も近いと勘違いをする。この頃からエッセイカウンセラー、Emma Roundとのミーティング開始。Emoryのエッセイから書き始める。

 

2018年9月:複数回IELTSを受けるも、スコアは変わらず6.0。初のGMAT Prepを受け450点を取り 愕然とする。

 

2018年10月:初GMATで450点。奇跡起きるかも♪と家を出た自分を殺したくなる。IELTSも変わらず 6.0。何が悪いのか分からず、第2次Depression期突入。エッセイの作成に加え、Emmaとのインタビュー練習もスタートし、ここが一番辛かった。家族会議で、どこも受からなかった場合について話し合う。

 

2018年11月:2回目のGMATで490点。頭が真っ白になり、その日の記憶はなし。涙ながらにAffinityに 駆け込み、飯島先生から「今すぐGREを受けろ」とのアドバイスを受ける。翌週にノー勉でGREを受験し、GMAT換算650点(316点)を気合で取得。翌週にIELTSも6.5に上がる。どこかしらは受かるだろうと少し安堵。

 

2018年12月:IELTSおよびGMAT/GREを継続受験しつつ、エッセイと面接の練習に専念する。

 

2019年1月:エモリー含む10校に出願し、インタビュー対策を継続。7校からInvitation受領。アップデートを狙い、3月までIELTS/GREを継続受験もスコア更新ならず。

 

2019年2月:エモリー含む4校をキャンパスビジット。帰国直後、2週間で6校のインタビュー(対面およびスカイプ)を実施。学校ごとの内容のアジャストがかなり辛かった。

 

2019年3月:エモリー含む6校から合格通知をいただく。第一志望校からWaiting Listの連絡。

 

2019年5月:繰り上がりへの望みをかけ、GRE/IELTSを受けるも更新できず。渡米手続きを考慮し、WL校へ辞退連絡。エモリーへの進学を決め、長く壮絶だったMBA受験終了。

 

IELTS

受験勉強開始当初、IELTSの存在を知らなかったことが一番の失敗です。IELTSの方が圧倒的にやりやすかったので、最初からIELTSを選ぶべきだったと思っています。日本ではTOEFLが主流であることは間違いなく、IELTSの情報が多くないですが、スタート時点で両方を検討し、自分に合った方を選択してください。

 

Reading: 体系的に学ぶことが初めてだったので、スラッシュリーディングや音読から始めました。その後は塾や参考書をベースに解法を覚え、IELTSの過去問をひたすら解きました。暗記が苦手なので、単語の勉強を後回しにしてしまったのが反省点です。 日本人はRで稼ぐという古くからの言い伝えがありますが、私は7.5どまりでした。

 

Listening: もっとも苦労したセクションです。終始、勉強法を模索していました。ディクテーションは根気が必要ですが、最も効果的だと感じました。 最初は普通の音速で1文ごとに区切って行い、何度聞いても聞こえない場合は音速を落として何度もトライしました。同時に文脈から単語を推測する能力がついたり、スペルミスを減らす効果もありました。 リスニングにお困りの方は騙されたと思って始めてください。点数のブレはありましたが、7.0までは上がりました。

 

Speaking: IELTSは、対話形式の試験なので、ひたすらレアジョブを活用し練習しました。レアジョブで可愛い講師の方とお話しをするのが、受験期間中の唯一の癒しでした。ノンネイティブがよどみなくしゃべることは難しいので、頻出トピックをフィラーが少なくなるよう何度も練習しました。レアジョブ講師には文法のミスを指摘してもらいました。本番では早口で喋ろうとすると、口が回らなくなりスコアは下がるので、ゆっくり丁寧にしゃべることを意識しました。スコアには反映されないらしいですが、表情豊かかつジェスチャーを交えたとき、スコアが良かった気がします。喋れていると質問のレベルが上がるようで、手応えとスコアが反比例 しました。7点の壁は厚く、最高は6.5でした。

 

Writng: 振り返るとIELTSの勉強時間の5%くらいしか費やすことが出来ませんでした。TOEFLと違い、テンプ レートが使えないということもあり、出たとこ勝負感が強い科目でした。私にとっては、字数を稼ぐことも大事であったため、字数が稼げてかつ洗練されたフレーズを覚えて、テンプレのように活用していました。筆圧が強くIELTSのロケット鉛筆がボキボキになったのが懐かしいです。最高点は6.5点でした。

 

GMAT/GRE

結果的にGRE出願ですが、基本はGMAT対策を中心に行いました。個人的にはGREの方が、VerbalもMathも戦いやすかった(前の問題に戻れる、Mathが比較的簡単など)ので、TOEFL/IELTS同様、GMAT/GRE両にらみで検討し、自分に合った方を選択することをおススメします。(GREを受け付けない学校もあるので、確認が必要です)

 

<GMAT>

RC:頻出トピック(科学系、アメリカの歴史など)を中心に、筆者の意見があるかないかや、逆接の存在を意識しながら問題の形式ごとに解き方を体に染み込ませました。TOEFL/IELTSと違い、難解な文章が多いため、最初のうちは全部読んでも何も頭に残っていない時が多々ありましたが、色々な過去問を解いていると、単語の意味や、展開の推測が出来るようになったりと、一番目に見える成長を感じました。IELTSのRのスコアにもいい影響がありました。

 

CR:基本的にはOfficial Guideの問題を何度も解き、なぜこれが正しいのかのロジックをしっかり理解することが大切です。本文から読まず、Qを先に読み、Qタイプを確認したうえで、本文を読み、Aを推測しながら答えるという戦法を取りました。私は、優しい性格ゆえ(?)すべての答えが正解に見えてしまい、苦手でした。

 

SC:英語力に難ありの私にとって、文章が短くもっともとっつき易かったため、ここに自然と時間を費やしてしまいました。SC独特のルール(例えばhaving, beingは正解になりにくい)などのルールをしっかり頭にいれれば、選択肢を絞りこめますが、本番では、テクニックのみでは戦えず、読解力が必要であることに最後に気づきました。楽だから、という理由でSCに時間をつぎ込みすぎるのはやめましょう。

 

AWA:テンプレを覚えたのみです。それ以外の対策はしませんでした。

 

IR:対策はしませんでした。

 

Math:18年前の中学受験の知識をベースに、J math中心(時にマスアカ)の勉強で戦いました。独特の答え方に体を慣らす必要があったため、何度も反復練習をしました。ただ、数学というよりも、問題文の読解に苦労しました。

<GRE>

Verbal:RCでトピックがより学術的な文章が増えるため、過去問を中心に勉強しました。そのほかはGREのみに対策としては特段何もしていません。Vocaは非常に難しいため、最初にすべてランダムクリックし、時間が余ったら戻る、という戦法を取りましたが、これが功を奏したと感じています。

Math:GMATより解きやすく簡単かつ、満点を取ればGMAT換算53になるというマジックがあったの で、どうしても落とせないセクションでしたが、1問のミスが点数に響くため、私はその日のコンディシ ョンで点数が乱高下するという症状を発症しました。対策はMagooshの問題を購入し、ひたすら解きました。ただ、GMATのMathで点数が取れる方は、対策はあまり必要ないと思います。

AW:特に対策はしませんでした。私のAWのスコアは驚くほど低かったですが、ここを突っ込まれることはありませんでした。

 

Essay

私はスコアが出ていないくせに、早めからエッセイに着手したので、10校出願した割には順調に落ち着いたペースで進み、年末もインタビューの練習やスコアメイクに時間を費やすことが出来ました。内容は仕事でのリーダーシップを取った経験が2つほどあると汎用性があり、かなり楽になります。ただ似たような経験をしている人は多くいるため、その中で自分しかできない役割、自分だからこそ得た学びなどで差別化を図るといいかもしれません。インタビュー同様、プライベートの話も割と受けがいいため、趣味からの学び等も織り交ぜると人間性の広さをアピールできると思います。作成中には是非他の方に見てもらってください。私は妻と友人の力を借りて大変助かりました。

Interview

エッセイカウンセラーのEmmaとの練習を中心に行い、レアジョブで反復練習を行いました。最初のInterviewでは、自分でも何を言っているのか分からないほどにテンパりましたが、回数を重ねるごとに落ち着いてきます。練習あるのです。私は頻出質問にはスラスラ回答出来るようスクリプトを作成・暗記し、カウンセラーに学校特有の質問を投げかけてもらいがら、出願校へのアジャストを行いました。面接官も仕事の話は多く聞いていますので、プライベートの話をすると食いつきがいいように感じました。 面接で大事な点は2点、1点目は、質問をしっかり聞くこと。何となくで答え始めてしまうと、修正が 聞かなくなりますし、面接官も動揺しますので、聞き取れなかった場合は確認して、質問にフィットする答えをしっかり返しましょう。2点目は最後に設けられる質問時間で、クリティカルな質問をすること です。質問は自分をアピールする時間でもありますので、面接で伝えられなかった部分をアピールしつつ、関連のある質問をしましょう。面接官はGood Question!と言ってくれるはずです。私の場合、2週間で6校の面接という、過酷なスケジュールをこなしました。面接が1日2校掛け持ちの日もありました。かなり辛いのでバランスのいいスケジューリングをおススメします。私のように TOEFL/IELTSが低スコアでも、熱意と自信と笑顔があれば、面接でいくらでも挽回できます。面接は英語力ではなく人間力だと思います。面接まで行けばゴールはすぐそこ。思う存分自分の魅力をアピールしてください!

 

最後に

受験勉強は壮絶です。私も幾度となく自分自身に失望し、社費派遣にも関わらず何度も諦めようと思いました。体力的にも精神的にも辛いことばかりですが、合格後のキャンパスライフを思い描きながら、 ぜひ戦い抜いてください。合格通知を受け取った瞬間、すべてがいい思い出になります。直後に飲むビールがすべてを吹き飛ばしてくれます。 MBAプログラムが始まっても、大変なことは多いですが、Dopeな友達が世界中に出来ます。アメリカでの学生生活は最高ですよ! Welcome to Atlanta!!

D (化学メーカー・社費・神戸大学経営学部卒)

 

Why MBA

企画の仕事をする中で、会計、法律、知財、ファイナンス、英語などの広範囲の知識が求められるようになり、改めてそれらの知識を体系的に学ぶとともに、会社、日本から離れた視点で自分の仕事について見つめなおすよい機会だと思ったから。また、業務経験だけでは学べない範囲にも触れられること、海外生活で得られることも、今後仕事をするうえで有益だと考えるから。

 

Why Goizueta?

US top20校であること、クラスサイズが小さいこと、温暖な気候で家族にとっても生活しやすいこと。

 

受験プロセス

2018年4月:社費派遣決定、下旬に某校が実施していたTOEFL模試を受け76点。RとLに関しては、 その塾に申し込み。ネット上で過去の体験記など見て、SpeakingとWritingは塾などの力で及第点に到達できるだろうと勘違いする。

 

5月:TOEFL初回受験84点。Reading以外は目標点数までかなりの距離があることを実感する。塾の初 回授業を受けて、集団で受ける意味を感じられず以降は利用せず。個人でTPOというサイトを活用して、業務前後にそれぞれ1時間~3時間ほど勉強する。

 

6月:再度TOEFL受験するも点数が下がる。このあたりからWritingが苦手なのでは、と思うものの特に対策せず。京橋にあるSpeaking人気塾はWaitlistに。このころからElite Essaysと契約し、レジュメ作成に着手。下旬に息子が生まれる。しばらく受験勉強は中断。

 

7月 :久しぶりに受験したTOEFLで89点と誤差といっていい範囲の向上に留まる。最低でも100点と考えていたので、目標との距離に落ち込む。Listeningは本当にゆっくりとしか向上しないが、とにかく日々継続する以外にないと今でも思う。 Writingに関しては思っていたメール添削サービスが利用できず、詰んだと思ったことからWebTOEFL のIndependent対策コースを受講。自分ができないことを認識したうえで、基本的な部分から対策した ので、少し自信がつく。Speaking塾にようやく参加できるようになる。

 

8月:上旬に受験した4回目で突如102点を取得(出願スコア)。ここでTOEFLを打ち止めにしてしまったが、①結果としてGMATに苦しんだので悪くない判断であったと思うが、②トップスクール出願には最低105点必要であることを考えると、対策はそこそこでも受験は継続してもよかったと思う。なおスピーキング塾に関しては、受講開始した週に102点を取得したため、スコアについてどこまで意味があったのか分からないが、発音や文法に関して授業で繰り返し教わった内容は渡米後も役立っていると感じるので、通ってよかったと思う。

 

9月: GMAT対策を独学で開始。英文テキストを読み、オンラインの練習問題をやって、やったつもりになるが、思えばこのころからさっさと塾の問題にあたっておけばよかった。お盆明けから業務が極めて忙しくなり、勉強時間が取れなくなる。

 

10月:頭にGMAT初回受験し520点。試しで受けたようなものなので、できなくて当然と思いつつも、ここまで悪いと思っておらず絶望する。勉強に集中できる環境になったので1か月自分なりに勉強するも、下旬に受験した2回目でも540点。即日塾に申し込む。エッセイに関しては、カウンセラーと進めていたレジュメと、基本となるエッセイが3本ほど完成しており、順調に進んでいるため、1か月ほどは完全にGMATに集中させてもらう。出願にはGMATのスコアメイク待ちという状況。

 

11月:塾の練習問題にひたすら取り組む。GMAT Prepでは630点程度しか取れず、不安はあったものの、最低でも出願できる点数は取れるだろうと考えて受けた3回目でもまさかの580点。スコアが表示された瞬間が受験期を通じて最もへこんだ。 読解に問題ありと思い、基本からやり直す。ここまでRCについては、一切対策をしていなかったが、読めば解けるはずなので実は得点源に成りうると思い、対策することに。また、CRについては、問題を論理展開別に分類して、その分類ごとに一気に解くことで、パターンを頭に叩き込む方法に移行。結果的にはこれらが奏功した。

 

12月:出願校別にエッセイをカスタマイズしはじめており、いわゆる2nd Round(Emory GBSは3rd Round)での出願にはラストチャンスであった12月下旬の4回目で670点を取得。前日Prep(初見)では700点であったため、正直物足りなかったが、何とか出願に足る点数を取得できて安堵する。ここから急ピッチで学校別エッセイを仕上げる。

 

2019年 1月:Emoryを含めて5校に出願。インタビューインビテーションを待つ束の間、少し脱力したが、自分がインタビューにおいて英語で志望動機から過去の経験から話すことができるのか、と非常に不安になり、話す内容の棚卸を開始。多くはエッセイでも書いていた内容であるので、そこまで時間がかからずに準備できた。

 

2月:出願5校からインタビューインビテーションを受領。カウンセラーとインタビュー練習を繰り返す。自分の手応えと反して、比較的高評価であり、自信にはなったが、セカンドオピニオンも聞きたかったので、安価にレアジョブを利用して、モックインタビューをお願いした。 月末までに全校インタビュー完了。1校からはインタビュー後1週間ほどで合格連絡をもらう。

 

3月:中旬にエモリーからメールにて合格連絡。同時に3校からWaitlist入りの連絡をもらい、受験終了したい思いもあったが、Waitlist対策を開始することに。スコアアップのために再度TOEFL、GMAT受験、またGAMTが残り1回であることからGREの勉強も開始する。

 

4月:Waitlistになった学校にビジットを実施。好感触を得たものの、やはり結局スコアアップが全てであったのかな、と思う。

 

5月:ビザ申請期限を考えて、Waitlistからの繰り上がりはあきらめてエモリーに進学決定。急ピッチで、ビザ、引っ越しなどの手続きを進める。

 

6月:下旬に渡米。

 

TOEFL Reading

 

純ドメは満点近く取らないと目標スコアに到達するのは厳しい。内容は読みやすいが時間設定が比較的厳しいので、残り時間を意識して解くことが必要。単語力とスコアの相関が強いため、ひたすら3800を覚えるのが対策の一歩目。Rank3までは最低でも必要であるが、Rank4も目にする機会があり、また GMAT/GREでもRank4以上の単語をよく目にするので、できればRank4まで覚えたい。演習は先述のTPOで十分。それに加えて、英文に親しむ意味で昼休みにScientific America、 Smithsonian Tween Tribuneを読んでいた。他にも「アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書」も通読した。米国留学の場合、一般常識を養う意味でも有用。

 

Listening

こちらも3800の単語を覚えておくことが肝要。そのため、聞いて瞬時に意味が分かるように付属CDも活用して覚える必要あり。 純粋に英語が聞けるかどうかが問われるため、特別な対策はなく、地道な努力が必要。個人的には勉強を通じてディクテーションが最も効果があった。TPOの問題を普通に解いた後、復習として、パッセージを頭から全てタイピングするようにした。時間・労力はかかるが、力が付いている実感があった。メモの取り方については、色々試したが、最終的には一切メモを取らずに頭で理解しきる方法に落ち着い た。メモを取ることを意識すると、聞き取れただけの些末な情報をメモしてしまい、その間に話された情報を取り漏れることが多かったため。自分のやりやすい方法をいくつか試してなお細かい数字などが問われることは無いが、理由や特徴などについては、かなり細かい点まで聞かれる印象。演習はこちらもTPOで十分。TOEFL対策のためにわざわざ他のニュースや動画などの他の教材を聞くことはしなかった。いずれにせよ、地力がつかないとスコアも上がらないため、目標スコアを取るのに最も時間がかかるセクションと感じた。実力つくまでは問題によって正答率の振れも大きいが、一喜一憂せず地道に継続して取り組むことが非常に大事。どれだけ忙しいときでも、可能な限り1パッセージでもいいので、毎日問題に取り組むのが望ましい。リスニングが渡米後も最も重要かつ伸びにくい能力であるので、受験期間中を通じてテスト云々を抜きにしても対策をしておくべきだったと感じている。

 

Speaking

対策は京橋にあるE4TGという塾に通うことに尽きる。自分もそうであったが、申し込んでも満席で Waitlist入りすることが予想されるので、社費派遣が決定次第すぐに申し込む方がよい。(申し込み時に TOEFLのスコアを聞かれるが受験経験なくても適当に書いておけばよい)他の受講生の前で自分の吹き込んだ回答を流されながら批評される授業スタイルは、出来が悪いときはストレスフルだが、それくらいの強制力がないとSpeakingの自習は困難。E4TGの得意とするやり方そのものが通用する Independent問題は少なくなっている印象であるが、自習も難しいので、安心を買う意味でもとりあえず通っておくことを勧める。 授業で何度もL、TH、R、Vの発音などを学ぶが、Interviewの際にも役立ったように感じるので、英語を話せるようになる、という大目標のために有益なTipsを学べた点でも役立った。多くのパートでリスニングした内容に基づいて話すことになるので、リスニング能力も求められる。内容自体はLの問題に比べれば平易。問題パターンもほぼ決まっているので、ちゃんと自習することで点数 を安定させられるように感じた。なお解答に際しては内容以上にタイムマネジメントが重要であるので、感覚を養う意味でも継続した練習が重要。普通にやると言わなければならない内容が時間内に入りきらないことが多い。

 

Writing

純ドメであれば、Rとならんで、これも得点源とすべきセクション。短い文章を読み、講義などを聞いて、その内容をまとめるというIntegratedと、与えられたテーマについて賛成、反対の立場を明確にして、論を展開するIndependentという2つのパートから成る。 Integratedは講義内容がリスニングできなれば書けないが、決まった論理展開で話されるので、慣れればLの問題よりもはるかに聞きやすい。こちらは後から見返して書くことになるためメモ必須。基本的な 問題構成としては文章で提示された主張、論拠3点に対して、講義で反論を述べるので、その内容を書く。いわゆる回答テンプレートも流通しており、それにより字数をクリアすることも容易。ただ、高得点を狙うためには聞いた内容を多く盛り込む必要があるので、テンプレート部分が長い方がいいということではない。 Independentは、ある設問に対して、自分の立場を明確にし、いくつか理由を挙げるものであり、簡単そうであるが、個人的に最後まで苦しんだパート。短時間で理由をいくつか思いつく必要があり、それぞれをある程度の語数に膨らませるのが苦手であった。理由の挙げ方、書き方、時間配分などを練習すればそれなりに向上したので、苦労しそうだと思った場合は塾などで対策する方がよいと感じる。300 語以上が求められるが、高得点のためには理由部分を豊かに記述し、結果的に450語~500語程度書けるのが望ましい。

 

GMAT Math

インターナショナルマスアカデミー、通称マスアカで対策を開始することになることが多いが、難易度は本番に比べると非常に易しく、眠っていた数学知識を呼び覚ます、英語の数学用語に慣れる程度にしかならない。演習のためには別の問題ソースに当たることが必要だと考える。対策としてはマスアカを一通り触った後は、Manhattan PrepのMath(本番と同等もしくは本番より難しいと言われる)で自習。濱口塾の単元別2周、実践問題を演習。49点あたりで止まっていた時は、計算スピードや思考スピードがかかりすぎていたことにより、後半の問題に十分な時間を残せなかったことが原因と考える。数問落としても50点、51点はとれることから、中盤以降の時間がかかりそうな問題は素直に捨てるのも一つ。

 

Verbal SC: 攻略にはGMAT文法の知識のどれを使う問題かを、初見問題でも瞬時に見抜いて、素早くそれを適応して解答を導くだけの知識と慣れが必要。とはいえ単純な知識で即選択肢を切れるほど簡単な問題は本番ではあまり出ず、文章の意味・構造を理解しないと解答し辛い問題も多い。1問1分~1.5分程度で回答するのが望ましい。対策としては、濱口塾の単元別問題に取り組んだ。全ての問題について、選択肢の正誤理由を人に説明できるレベルまで理解しきることを意識した。単元別は最終的に4周~5周ほど解いたのではないかと思う。残念ながら4回目の受験での正答率は低かったが、GMAT対策で最も時間をかけたセクション。自分の知らない解答tipsを単語帳にまとめて時間のあるときに見返すなどしていた。

 

CR:設問で与えられたある主張を弱める、強める選択肢を選ぶなどの論理問題。独学で解けるイメージを持っていたが、ロジックパターンを意識して、それに合わせて解答を選ぶようになってから正答率が安定した。どの問題も論拠と結論、そこに至るロジックパターン≒思い込みを捉えれば比較的容易に解答にたどり着けるが、適当に解こうとすると、ひっかけの選択肢を選んでしまうように出来ている。また、SCに比べると文章の意味が分かっていないとどうしようもない場合が多いので、読解力も必要。これも濱口塾教材で取り組んだが、3回目までで点数が低迷して以降、ロジックパターン毎に単元別問題をまとめて解いて、感覚を養うようにした結果、正答率が飛躍的に向上した。

 

RC:いわゆる長文読解問題。文章の長さは色々であるが、いずれも扱われている文章が論文の一部抜粋などであり、求められる単語レベルはTOEFLよりも高い。一般に最も対策の時間対効果が薄いと言われており、本腰を入れて対策しない人が多いが、私の4回目でのスコア向上はRC対策を始めたことが、主要因であると感じている。単純に英語読解量が増えて全体の回答スピードが上がったこと、GMATのRC 出題パターンにある程度精通したことが大きかった。対策は濱口塾の単元別のみ。まず通して一読し、流れと意味を把握してから問題に取り掛かる解き方を 採用。文章の長さによって、一読に3分~5分、設問は1.5分で回答するようにした。本番は13問~14問出題される。 なお、本番は4パッセージ出題されるが、うち1題はダミーで採点されない。自分の解答スピードでは2 題捨てないとVを時間内に解けなかったため、4回目直前の模試3回と本番では2つ目、3つ目をランクリし、浮いた時間をSC、CRに回して全体の正答率を上げる作戦をとった。2パッセージ飛ばすと700点取れないという人もいるが、Prepでは700点取れたこと、同様のやり方で700点取得した人が実際にいるため、解答スピードが遅い人には現実的な作戦であると考える。ただ、720点以上を目指すのであれば1パッセージ飛ばすのが限界と感じる。何パッセージ飛ばすかは、自分の解答スピードによるが、一つの基準として、初見問題に対して8割程度の正答率を維持しつつ、どこまで解答時間を縮められるかの手応えから設定することから始めることを勧める。いずれにせよ、本番でも、焦らずに練習通りの解き方を遂行することが肝要。5回目は逆に全パッセージ回答することとした。SCが得意であれば、1パッセージ飛ばすやり方が現実的であり、そのパッセージがダミーであれば高得点を狙えるのではないかと考える。

 

Essay

個人的にはインタビューと並び、重要なアプリケーションだと考える。スコアメイクに苦戦することも予想されたため、早めに着手したが、結果的にそのおかげで受験後半の負荷はそこまで高くなかった。 TOEFL・IELTSは足切り、GMAT・GRE、GPAは学力チェックであり、学校へのfit、アプリカントとしての適性を確認するためにエッセイとインタビューがあると考える。傾向として、近年エッセイは求められる内容・分量ともに軽くなってきており、特に米国スクールではスコア重視と言われているが、これでしか分からない要素があるのも事実で、重要性という意味では依然高いと考える。自分が低スコアにもかかわらず合格を得たり、Waitlistに留まれたりしたのはエッセイや推薦状などのアプリケーションによると思っている。ただ、社費生においては、エッセイはさほど重要でない、という意見もある。結局は、自分のアプリケーション全体を見て、注力すべき、あるいは他の項目をカバーするべきものを何とするかは各人の戦術による部分が大きい。私は、Elite Essaysを利用(https://www.elite-essays.com/) Japanese/English 5 school packageに申し込み。6月下旬から面談開始。NY在住の夫婦(Bryanと Kaoriで運営されており、J/Eであれば、まず奥さんのKaoriさんと日本語で自分のキャリアの棚卸から重要な経験のストーリー作成などを実施し、ベースとなるエッセイを作成。その後、Bryanと学校個別の設問にフォーカスしていくことになる。カウンセリングの中で、いつ頃どういった準備をしなければならないかを明確にしてもらったり、途中1 ヵ月半ほどスコアメイクに集中させてもらうことができたりと、効率的に準備を進めることができた。また、多くのクライアントを見てきた実績から、過去受験生の例(すごいものが多く逆に圧倒されることも多いが)や、どの学校が合っているか、どの程度のスコアであれば出願できそうか、などのアドバイスももらうことができ、モチベーションの維持にも役立った。エッセイ作成に関しては、こちらのス トーリーを尊重した上で、表現を洗練して質の高いものに編集してくれる能力が高いと感じた。また繁忙期でもレスポンスが良く、時差を利用して夜に提出したエッセイを翌朝には確認できるように進められた。Waitlist入り後も、契約期間は終了していたが、Skypeによる対策議論、追加エッセイや学校との連絡メールの推敲、過去クライアントの紹介など、最後まで真摯に面倒を見てくれた。

 

Interview

自分の言葉で志望理由や、学校に対する興味、これまでの経験等を伝えられるため、TOEFLのスコアを挽回することもでき、書類からは分からない、コミュニケーション能力を伝えられる点で、重要。特にCollaborativeな校風、チームワークを謳う学校では、こうしたソフトスキルも重視されるので、スコア以上の学校に出願する場合には、特に準備して臨むことが肝要。対策はElite Essaysのパッケージに含まれるインタビュー練習を6回、それ以外に慣れのためにレアジョブ英会話で面接練習を複数回実施。準備としては、自分のこれまでの経験の中で、どのような質問にも答えられるように8つほどストーリーを洗い出し、それぞれについて、キーワードや伝えたいことを整理して1~2分程度で話せるように準備した。時間内に抑えるのが非常に難しいため、何度も口に出して練習する必要がある。ストーリーについては文章を覚えることはしなかったし、それをすると回答が非常に不自然になるため、お勧めしない。これに加えて、定番の質問(Walk me through your resume, Why MBA? Why XXX school? Strength/Weakness, Short-term/Long-term Goal, Extra-curricular activity?)を準備すると、ほとんど全ての受験校の過去問に対して、何かしら回答できるようになる。過去の質問については、Clear Admitというサイトに上がっている。あとはとにかく自分で何度も話して録音して自分で聞いてを繰り返し、ある程度自信が付いたら、Mock interviewで練習を繰り返せば、本番も自信を持って臨むことができる。日本の就活面接と違い、ほとんどの面接が会話的な雰囲気で進むので、その場の雰囲気を楽しむことを意識することも大切。ほとんどのインタビューで最後にこちらから質問できるが、ここもアピールに使うことが望ましい。なぜその質問をするのかを自分のGoalやWhy XXX school?とリンクしたものにする、自分のContributionをアピールした上でアドバイスを求めるなど。当然のことながら面接官の属性によって質問は変わるが、いずれにせよ、質問の準備には時間がかかるが、どれだけ準備してきたかを示す部分でもあるので、気を抜かずに準備することが大切。

 

最後に

MBA受験に関しては、出回っている情報があまりない一方で、タイムスケジュールや効率的な各アプリケーション準備が重要になってくるため、受験中に「いま何をしなければならないか」などについて悩む場面が多く出てくると思います。もちろん、どのように受験を進めるかは、個人々々で異なるものであり、一つのケースが全員に当てはまるものではないですが、自分の体験が参考になれば、うれしいです。また、MBA受験の苦しみは受験した人にしか分からないもので、同じく頑張っている人には、出来る限りの協力をしてあげたいと思うものだと思いますし、自分はそうです。どんな些細なことでも構いませんので、何か知りたいことや気になることがあれば、ぜひ気軽にお問い合わせください。最後に、受験中はランキングに目が行きがちですが、留学後の学びの質や時間の使い方などは、言うまでもなく自分次第です。異国の地で生活し、勉強に没頭できる環境は、それがどこであれ間違いなく今後の人生に有益であると思いますので、自分のキャリア・人生の中でこの受験・留学をどう位置付けているのかを考えて、たまには息抜きをして頑張ってもらえればと思います。

E (石油元売・社費・慶應義塾大学環境情報学部卒)

 

Why MBA

同じ会社で10年働き、また職種も専門性が高い仕事に従事していたため、一気に視野を拡大するために、大きく環境を変える必要性を強く感じていました。海外MBAで学ぶことは、広範なビジネス知識を効率的に学習できること、World Wideの優秀な人材と切磋琢磨できること、の2点で魅力的なチャンスでした。

 

Why Goizueta?

US Top20の学校であること。また、スモールスクールであり、かつDiversityが高いことから、留学生にとってチャレンジしやすい環境だと想像しました。また、日本人卒業生が例年多いので、卒業後にネットワークとして期待できるのでは?とも考えました。

 

受験プロセス

6月末に社費制度の合格発表がされ、受験対策は遅いスタートとなりました。6月の時点でTOEFLが何かすらわかっていない状況でした。スタートダッシュが遅かった分、受験中は常に周囲からビハインドしており、受験友達を作る気にもなれず、ずっと孤独な闘いでしたが、何とかなってよかったです。仕事はほぼ定時に上がらせてもらえたので、平日仕事終わりに4~5時間、土日は7~8時間程度の勉強時間を確保していました。

 

2018年6月:社費留学制度合格。AGOSのTOEFLの模擬テストを受けたところ67点。相談できる友達もおらず、インターネットで先人たちの受験対策方法を読み漁ることで今後の勉強方針を作成。とりあえず勉強を始める。

 

2018年7月:TOEFL1回目を受験(82点)。AGOS夏祭りに行き、周りの熱気に圧倒される。

 

2018年8月:AGOSのGMAT短期集中コースをとってみる。コース終了後はまたTOEFLに注力。TOEFL2 回目を受験(88点)。

 

2018年9月:TOEFLに集中し、R/LのTPOを解きまくる日々。TOEFL 3回目、82点に戻る。

 

2018年10月:TOEFL 4回目97点。TPOでもR/L合計55以上を取れるようになってきていたため、 GMATの勉強をボチボチ再開。

 

2018年11月:GMAT1回目を受験(640点)。希望が見えてくる。ただし、この時点で学校研究はゼロ。 TOEFL5回目89点で落ち込む。が、迎えるTOEFL6回目で103点を取得。出願スコア。今更エッセイを始める。

 

2018年12月:受験校の選択およびエッセイにフォーカス。並行して会社の上司に推薦状の作成をお願いする。マルチタスクでGMATの勉強も並行して継続しようと試みるが、結局スコアはダウン。キャンセル。

 

2019年1月:エモリー(3rd)含め出願。インタビュー対策を行う。GMATを再度受けるが上がらず。これ以上の勉強はあきらめる。

 

2019年4月:Waitlistだったエモリーに繰り上がり合格。他合格校へ辞退を連絡。

 

TOEFL 全部で6回受けました。点数の推移は以下の通りです。 82→88→82→97→89→103(R28/L29/S21/W25)

 

R/L :単語の暗記にはiKnowがオススメです。使い始めてから暗記効率がかなり上がりました。あとはどれだけ問題演習をこなせるかではないでしょうか?TOEFLに出てくるトピックおよび質問形式はある程 度傾向がありますので、問題の数をこなすことで何となく既視感が出てきます。Shadowing等いわゆる学習方法のテクニックは使いませんでした。

 

S :対策の優先順位を下げたのですが、結果最後までほぼ対策せずに終わってしまいました。個人ブログ に乗っていたテンプレートを参考にして、めちゃくちゃ単純なことを言うように心がけ、やっと点数が 21になりました。

 

W :点数が安定せず、かなり悩みました。今になって思えば、塾(≒テンプレート)にもっと投資してもよかったかもしれません。最終的には、Toefl Resourcesという添削サイトに載ってるテンプレートを参考にしました。Bodyを覚える方法もあると聞きますが、そこにも時間を投資できず、最後まで方法論が確立できないまま終わりました。また、話は変わりますが試験会場選びは個人的に大事でした。3回目と5回目で、TOEFLのスコアが落ちましたが、これは試験会場の影響が大きいと感じています。逆に、お茶の水ソラシティを予約できた回(4回目、6回目)では、自己ベストを更新できています。

 

GMAT

今となっては、もう少し頑張れたなあ、と思います。エッセイ対策とうまく並行して進めることができず、初回以降スコアを伸ばすことができませんでした。テクニックに走ってしまい、単語の暗記などの基礎力の向上に時間が割けなかったのが敗因だと思っています。出願スコアは、初回受験時の 640(V27/Q49)です。 Verbalの対策としては、Official Prep以外には、AGOSのお盆の短期集中コース、GMAT.jpというオンラインコースに投資しました。2つの講座をとることで、同じような問題に違うアプローチから解説がもらえたので、複合的に考えられることができて良かったです。また、空き時間に問題をこなす目的で、Ready 4 GMATというアプリを使いました。オススメです。 MATHはMean, Medianなどの基本的な単語を抑えた後はOfficial Prepを解く以外はほぼ対策せずじまいでした。

 

Essay

早めに動けとは言われますが、スコアがある程度見えるまで対策を開始する気になれず、11月末にようやくコンサルへコンタクトを取り始める初動の遅さでした。コンサルはAGOSを使いました。取り組み開始が遅かったこともあり、AGOSのコンサルには、コンテンツをなるべく多くエッセイに盛り込む(盛り込めるようにシンプルかつ適切な英文に洗練する)スタイルにフォーカスしていただきました。時間がかからずに完成させることができた一方、内容に不安はありましたが、出願校すべてで面接に呼んではもらえたので、問題はなかったのだと思います。

 

Interview

インタビューは、GMAT clubというサイトに学校別にインタビューの過去の質問が載っています。実際の面接では、ほぼ100%同じ質問が聞かれました。なので、それを参考にして回答の骨子を固めた後、 @Englishというスカイプ英会話のサービスでDeliveryの練習をしました。EmoryはAdmissionの方が東京に来ていたため、直接面接しましたが、ほかの出願校はSkype面接としました。最後に 受験対策を効率よくやる、という事はとても大事です。MBA受験を通じて思ったのは、インターネット 等の公開されている情報が非常に少なく、また散らばっているということです。私自身、個人ブログや にゃんこ先生、各学校の合格体験記などで得られる情報にめちゃくちゃ助けられましたが、自分の中で 受験対策のやり方として確立するのはとても骨が折れました。またTOEFLにするのかIELTSにするのかをはじめとした意思決定は、追い込まれてくると軌道修正も効かなくなります。受験は一度しかない経験なので、焦ってしまうと思いますが、時間・資金の投資先を決める前に、諸先輩方にアドバイスをもらうなどして、受験対策の進め方について色々工夫してみてください。EmoryはCollaborativeな校風が特徴ですので、私含めEmory日本人にコンタクトしてみていただければ、きっと協力します。とにかく、Emory Goizuetaでの生活は日々学びが多く、本当に充実しています。受験中色々ご苦労もされると思いますが、お体に気を付けて頑張ってください。

F (総合電機・社費・九州大学経済学部卒)

 

Why MBA

所属している会社がビジネスポートフォリオを次々と改革していく中、特定の強いスキルもないまま会社の決定に身を委ねるのでは無く、自分で自分の道を切り拓けるようになりたいという思いからMBAを志しました。また、会社が計画している海外M&Aやその後のPMIにも携わりたいという思いから、グローバルな観点で経営を学べるMBAに大変魅力を感じたのでMBA受験を決めました。

 

Why Goizueta?

会社のrequirementを満たすTOP20スクールの中でもGoizuetaは中〜小規模のスクールで、学生間や教授との距離が近い環境だと感じたからです。また家族帯同であったため、家族にとっても生活しやすいロケーションであることが最終的な決め手となりました。

 

受験プロセス

 

2017年10月:社内選考合格

 

〜2018年3月:TOEFLを4回受験し、80点台後半でスコアの頭打ちを感じる。まだまだ粘ることもできたが、このままではどこも出願できないのではという焦りから、早めにIELTSに転向することを決意。

 

2018年6月〜:IELTS6.5のままGMATの勉強開始。

2018年7月:アゴス夏祭りでEmoryブースを訪問。Alumniの方々の真摯な対応やサポーティブな校風を感じ出願することを決意。

 

2018年10月前半:ようやくIELTS7.0取得。しかし既にGMATを2回受験し、点がなかなか伸びていない状況だったので焦りは継続。

 

2018年10月後半:ほぼ気晴らしのつもりでGREを受験。1回目でGMAT620相当のスコア獲得。(この時はまだこのスコアが出願スコアになるとは全く想像せず)

 

2019年1月〜:Emory含め4校に出願(米国2校、シンガポール、スペイン)

 

2019年1〜3月:既に日本で面接済みの1校を除く3校の面接ビジット実施。 最終的に出願校全て合格を頂き、Emory進学を決意。

 

TOEFL/IELTS

TOEFL/IELTS両方受験しましたが、IELTSに早めに切り替えて良かったと思います。 以下、IELTSの対策について記載します。

 

全般: とにかくOGは大事です。ひたすらOGを解いていました。

 

Reading: 読むスピードとスキミングが重要かと思います。回によって難易度のばらつきを感じました。単語はTOEFL3800に加え、実践IELTS3500を覚えました。

 

Listening: 答え合わせ済みのOGの音源を1.2倍速にして通勤中に聞いたりしていました。その結果 TOEFLではListeningが苦手だったのに、IELTSでは最大8.5を取得することができました。

 

Speaking/Writing共通: IELTSのSpeaking/Writingは3ヶ月ごとにお題プールが入れ替わるという噂。ゴールデンウィークに通ったLingoから直近のお題(出どころは中国サイト)をメールで教えてもらえましたので、このお題を自分なりに準備して毎回試験を受けていました。

 

Speaking: 採点官によってかなり点がブレました。追加質問もされますので、話を膨らませやすいテーマを語ると良いかと思います。

 

Writing: 2問目は自分なりの大枠のテンプレを作り、質問に合わせてテンプレをアレンジする作戦をとりました。意外と時間もタイトなので、文字数を稼ぐのにも有用でした。 GMAT 私が通っていたAffinityの勧めによりGRE受験をしました。(ひと通りGMAT対策後に移行)

 

GRE全般: こちらもOGとPrepが有用だと思います。OG/Prepとも問題数がGMATより少ないので、徹底的にやりこむことができます。また、GRE受験の場合、Magooshというオンラインは非常にありがたかったです。

 

V: GMAT単語帳に加え、Manhattan Prepから出ているフラッシュカードを活用しました。GREは問題を戻ることができるので、解く順番も戦略の一つになってきます。私は単語問題の2つ空欄までを解いたのち、3つ空欄をランダムクリックしてからRC、CRに移行、時間があれば3つ空欄問題に戻るという順番で解いていました。色々試してみると良いと思います。

 

Q: ひたすらMagooshの問題を解いていました。間違えた問題や引っかかりそうになった問題をストッ ク出来ますので、繰り返し解き直していました。本番はテンポよく最後まで解いて、時間があれば怪しい問題に戻るという方法で解きました。QはGMATより簡単なので、満点目指せると思います。

 

Essay

2018年8月頃、Face to faceで相談でき、かつアクセスの良い(日本橋にオフィスを構える)Johと契約しました。また、最初から英語でレジュメ、エッセイを作成すると中身に深みが出ないかと思い、John と本格的に着手する前にAffinityの佐取さんにもお世話になりました。Johnとは9月ごろから本格的にレジュメ、エッセイを着手しました。私の職務内容は、一般には理解しづらい内容もあるので、Johnと一緒にいかに効果的で伝わりやすい表現が出来るかを詰めていきました。Johnはいつもサポーティブで、 価格もかなり良心的なので、本当にいつも心強い味方だったと思います。

 

Interview

2019年1月の出願後に一気にインタビュー対策をスタートしました。インタビュー対策も、引き続き Johnと一緒に行いました。Johnとの練習をベースとし、八重洲にあるEnglish VillageのNishや、Skype でのSteeve Green、アットイングリッシュなども同時に活用しました。私の場合、回答を丸暗記することなく、スムーズかつロジカルに説明できるよう練習を重ねました。Johnは、ソフト面(握手、表情、 目線、ジェスチャー等)も重視していて、面接本番に活きる練習ができたと思います。

 

最後に

MBA受験中は、業務と並行しながら様々な自由を犠牲にし本当に苦労しました。しかし、苦しい時にはいつも自分自身に「もう一度人生あったらMBA受験するか?」と問いかけるようにしていました。どんなに苦しい時でも答えはいつもYes!でした。実際、受験勉強のプロセスでは多くの優秀な仲間に知り合うことができましたし、受験期間も含め、自分の大きな財産になっているなと感じています。受験勉強 は確かに辛かったですが、得られるものは何倍も大きなものだと実感しています。受験生の皆様、体には気をつけて頑張ってください。そして、Atlantaで皆様のお越しを心待ちにしております!

G (資産運用会社・社費・一橋大学商学部卒)

 

Why MBA

幸運にも社長秘書として、MBAホルダーの社長と共に仕事をする機会を得ることができ、その仕事ぶりに感銘を受け、「自分もこの社長のようになりたい」とMBAに興味を持ち志望に至りました。

 

Why Goizueta?

英語を徹底的に底上げしたかったので、欧州・アジアよりも米国、かつ小規模スクール、加えて、知名度のあるTop 20圏内で決めました

 

受験プロセス

2018年3月:社内留学候補生として選出。この時点でIELTS OA6.5だったので、すぐにOA7.5に届くと勘違い。平日2-3時間、休日6時間を目安に勉強。 4−6月:IELTSのスコアが全く上がらず、むしろスピーキングに至っては5.5まで下がり焦る。GMAT予備校の講習でカウンセラーのJohn Coukeと出会い、信頼できそうな人だったのでサイン。

 

7月:3月と同じIELTS OA6.5を叩き出してしまい、全く成長していないことに落ち込む。IELTSが悲惨な状態でしたが、そろそろGMATに移らないといけないということで職場に近かった大手町Affinityに通いだす。

 

8月:ようやくIELTS OA7.0達成。S/Wは6.5と相変わらず低空飛行でしたが、とりあえずひと段落ついたのでGMATへ移行。GPA2.4と日本人アプリカントプールでも最底辺にいる自覚があったので、GMAT で相当稼がないといけないという意識で勉強を進める。カウンセラーと2週間に1回くらいのペースでセッションを開始。キックオフでは、「Your GPA is disastrous」という手厳しいお言葉を頂く。

 

9月:予備校で知り合った周囲の受験生のGMAT700点突破が相次いでいたので、自分もこのビッグウェーブに乗れるかと思い、早速GMAT1回目受験し、まさかの590点。GMAT受験生あるあるの帝国ホテルタワー1Fのソファで放心する。「そもそもGMATに向いていないんじゃないか」とビビり、その日のうちにGREの教材を購入し、試験まで申込む。ただ、GREへの完全シフトへ踏ん切りがつかず、GMAT &GRE同時並行作戦をとることに。

 

10月:GRE初受験。 GMAT換算590(V150 Q161)と先月受験したGMATと結果が変わらず。「GMAT・ GREどちらとも受験者のスコアが同じ点数に収束する、よくできた試験だなぁ」と感心する。

 

11月:推薦状の準備。GMAT・GREともに2回目受験するが、思ったように伸びず。この頃から、座りすぎなのかストレスなのか、お尻から血が出るようになる。

 

12月:クリスマス前に受験したGRE4回目でなんとかGMAT換算650(Q166/V152)を出す。大急ぎでエッセイメイキングへ。

 

2019年1月:「全部落ちたらどうしよう」とビビり、芋づる式に受験校が増えていき、結局計10校へアプライ。大急ぎでエッセイを作成。

 

2月:カウンセラーとひたすらインタビュー練習。回数を経るごとに慣れていきました。

 

3月:幸運にも複数校から合格をいただく。

 

IELTS Reading: 市販の単語帳でゴリゴリ暗記(TOEFL3800、実践IELTS英単語3500)をしました。初回に 8.0出ていたので、後述のSpeakingなどと比較してそこまで苦労しませんでした。

 

Listening:IELTS用リスニング教材をやったり、BBCのポッドキャストを毎日聴くなどしましたが、結局最後まで大きく伸びず7.5止まり。ただ、話すと聴くはリンクしているようで、スピーキングの練習を進めると、だんだん聞こえるようになりました。

 

Speaking:IELTSスピーキングで聞かれるテーマはある程度限られているので、テーマごとに使いそうな単語を自分でまとめて(例:教育、文化、スポーツなど)ゴリゴリ暗記し、DMM英会話やCafeTalkにてアウトプットを兼ねて練習しました。

 

Writing:アルクが提供している英辞郎を利用して、教育、文化、スポーツなどといったテーマごとに使えそう&気の利いた表現をワードにまとめ覚えていきました。(例:スポーツの精神を養う: cultivate the spirit of sport)Web上にある採点サービスをいくつか利用しましたが、どうも納得感がなく、結局完全に独学でした。

 

GRE GMATはAffinityを利用しましたが、自らの実力不足で思うような点数がでず、11月頃にGREに転向し、主にウェブサービスのMagooshを利用しました。 GRE単語はEssential Words for the GRE、500 Essential Words,、500 Advanced Wordsの3冊をゴリゴリやりこみ、加えて、Weblioの単語帳機能も使い目に入った英単語すべて叩き込みました。(「この単語もう二度と出会わないから覚えなくてもいいんじゃないか」と思いましたが、ここで培った単語力は入学後でも活きている気がします) 長文は漫然と読むだけでは全く内容が頭に入ってこない&眠くなるため、パラグラフごとに手元でメモを取ることで割と効果的&スムーズに読めました。 GREの数学はそこまで問われることは難しくないので、そこまで対策はしませんでした。

 

Essay

これまでの職歴を洗い出ししたあと、カウンセラーJohn Coukeにアドミッションにウケそうなネタを選別してもらいました。我々日本人からすると、モノトーンと思われる経験の中にはアドミッションの心に刺さるものがいくつかあります。ぜひ受験に精通したカウンセラーにネタの選別を依頼してみることをお勧めします。

 

Interview

ありがちですが、印象に残りそうなストーリーを盛り込んだQA集を作成し、自信を持って回答できるまでカウンセラーと練習を重ねました。受験校のほとんどがSkypeでのインタビューだったのに対し、 Emoryのみ東京でのオンサイト・インタビューを実施してくれたこともあり、志望度があがりました。 最後に米国Top20といえども、同級生にはゴールドマンサックスのIBバンカーから米国空軍パイロットなど、 日本の中にいては出会えないような「すごい人」ばかりで、そうした学友に囲まれて勉強できることは 本当に刺激になります。 MBA受験は仕事と両立しながら行う分、相当負荷が多く大変ですが、多くの方にとっておそらく人生最後の「受験勉強」になるかと思うので、これで人生最後と覚悟を決め、自分なりに楽しくする工夫をして乗り切ってください。私の場合は、勉強ばかりだと気が滅入ってしまうので、平日昼休みにジムにいって凝り固まった頭をリフレッシュしていました。

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