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2017 Enrollment

Class of 2019

A 男性、証券

B 男性、コンサル

C 男性、コンサル

D 男性、コンサル

E 男性、通信

F 男性、電力・ガス

G 男性、電力・ガス

H 男性、製造業

 I 男性、証券

J 男性、製造業

K 男性、電力・ガス

A 男性、証券 学歴

東京大学 法学部

 

Why MBA?

投資銀行で長く働き、成長曲線が緩やかになった実感があったところで、他部署から異動されてきた複数の MBAホルダーの方(同年代~少し年上)と一緒に仕事をする機会がありました。専門性の高い業務にもかかわらず、その方たちはすぐに業務に馴染むばかりか、非常に高いパフォーマンスを見せていて、大いに刺激を受けました。それに加えて上司から社内公募制度の案内を受け、応募に至りました。候補生に選ばれて暫くWhy MBA?をうまく言葉にできず悩みましたが、[1]これまで持っていなかった知識、スキル(英語でのコミュニケーション含む)を得たい、[2]今までの延長線上のキャリア以外の選択肢を持ちたい (惰性で決めないための材料がほしい)、というのがアプリケーションにも書いた主な理由です。

 

Why Goizueta?

妻子がいるため、生活のしやすさやフライトの便利さ(乗り換えが必要な学校にはほとんどアプライしていません)はかなり気に掛けましたし、当然ながら主要メディアでのMBAランキングも意識しました(合格をもらった中でランキングが高い中からエモリーへの進学を決めています)。 それに加え、自分は2月にキャンパスビジットをする機会があり、その際に在校生(米国人、日本人在校生と も)、アドミッションスタッフの対応が非常にフレンドリーだったことは非常に魅力的に映りました。アメリカ人在校生は自分のたどたどしい英語に丁寧に付き合ってくれて、熱っぽくGBSの魅力を語っていて印象的でした。

 

受験プロセス

2016年2月に社費留学生に決まり、その後秋口までTOEFL受験、8月から11月までGMAT対策、その後はアプリケーション対策というのが大まかなスケジュールでした。 と、書くとあっさりしていますが、比較的多忙な業種であることも相まって、思い返したくもない(し、記憶もあいまい)プロセスではありました。 進学した先で有意義に過ごしているので結果には納得しているものの、プロセスについては反省ばかりの1年強でした。何より候補生に決まった日(もっと言えばMBAに関心を持った日)から、前倒しで準備を進めるべきだった、というのが最大の反省です。

 

TOEFL

候補生となった後の初受験で74点、その後9月に101点を取りそれが出願スコアとなりました。90点台半ば~後半で数ヶ月さまようなど、効率的とは程遠い対策でした。 振り返ると、もっと点数の積み上げに貪欲であるべきだったと思っています。例えばSpeakingは20点ぐらいでまあいいやと思ってしまいましたが、23点(よく言われる純ドメの目標)を目指し続けるべきでしたし、 Writingも30点を目指して取り組むべきでした。4分野すべてがうまくいくことを期待してしまっていました。 勉強方法は非常に月並みでしたので省略させていただきます。個人的な感想ですが、日本人にとってはやはり語彙とリスニング力の強化が重要だと思います。特に後者は時間をかけないと身につかないです。聞き流しても効能は低いので、短めの文章をしっかり聞く、スクリプトを確認する、といった手間をかける必要があろうかと思います。そのため、Scientific Americanの60-Second Scienceはちょうどいい勉強材料と思います。

 

予備校:利用せず

テキスト等:TOEFLテスト英単語3800、TPO

 

GMAT

8月頭から勉強を始めて11月上旬に目標とした700点超を取ることができたので比較的スムーズでした。Mathにはすぐに対応できたこともあり、ほとんどの時間をVerbalに費やしました。最初は時間も足らず、正答率も低く八方塞がりと思っていましたが、自分の場合はCRを割と得意としていたことがプラスに働きました。日本人の得点源はSCと言われることが多いですが、ロジックの癖を覚えればCRのほうが解きやすいようにも思います。いずれにせよ、日本人にとっては満点を目指すテストではないので、いざとなればRCはランダムクリックする覚悟で臨んだほうが精神的にも時間的にも余裕は出るように思います。(CRやRCが得意であればSCをランダムクリックしてもいいと思います。) なお、SCについては、予備校でもOG(Official Guide)でも比較的簡単な問題しか手に入らず、毎回GMATの 最初の方に唖然としていました。高得点を目指される方は、難易度の高い問題をどう入手できるかについて情報収集されることをお勧めします。

 

予備校:浜口塾(音源をもらっていつでもできるのが便利だと思った)

テキスト等:Official Guide、マスアカ

 

Essay

最初のエッセイを書き終えるまでは、カウンセラーから多くのコメントを受けましたが、2つ目からはスムーズでそれ程大変とは思いませんでした。ただ、振り返ってみるとエピソードがやや単調な(似たような話が多 い)感じだったので、もう少し色々な話を混ぜられればより魅力的なものになったのかなと思います。そんなエピソードは持ち合わせていませんでしたが。なお、アプリケーションの過程では、エッセイ以外にも細々と入力する必要があり、積み重ねると結構な負荷となりますので、早期から取り掛かっておくのが望ましいと思います。

 

Interview

カウンセラーから返答が落ち着いてて良い、と早期に褒めていただいたことに満足しすぎて、準備不足でした。特に、Behavioral Questionについてはたくさんのアイデアの準備が鍵になりますので、時間をかけるほど質の高い回答になるかと思います。うまくいったエピソードと同じように、うまくいかなかったエピソードからの学び(あるいは失敗からの学びを生かした成功体験)を話す準備もしておくと、話題に幅が出ていいように思います。

 

最後に

振り返ってもとにかく辛い1年でしたし、妻子にもかなりの負担を掛けてしまいました。家族がいらっしゃらない方も、仕事やプライベートの予定がある中、非常に厳しい時間のやり繰りが求められると思います。 睡眠不足には慣れていたつもりですが、精神的にはかなり参っていました。もう二度と目覚めたくないと思いながらベッドに横になったことも何度もありました。 ただ、数少ない救いの1つは、期間の決まった話であることだと思います。受験生の皆様におかれましては、良くも悪くも一生に一度の経験ですので踏ん張ってみていただければと思いますし、できれば程よく息抜きしていただけるとよりよいかなと思います。「最後に」の最後に、ご家族、パートナー、ご友人の皆様におかれましては、アプリカントの方が何だか異常に厄介なものに取り組まれているんだなぁ程度にはご理解いただければと思います。(自分から進んで苦労しているので自業自得ではありますが…)

 

B 男性、コンサル

学歴 早稲田大学大学院 生命理工学専攻

 

Why MBA?

留学するまで英語を使う機会がなく、英語力も低かったため、英語でビジネスをすることにかなり抵抗を感じていました。そんな時に、社費でのMBA留学の案内がきたため、最後のチャンスと思い、MBA留学を希望しました。本音としては、英語力向上を主目的に置き、MBA留学を志しました。エッセイに記載した志望動機としては、 ありきたりですが、「グローバルでビジネス展開をするために基礎スキルの習得を、インターナショナルの学生が集まる環境でしたい」とかを自分の経歴から合わせて、もっともらしく記載しました。また、日本ではコンサルタントをしていたため、MBAでは業務であまり経験がなかったファイナンスを中心に学習をしたいとも漠然と考えていました。

 

Why Goizueta?

1. クラスサイズ クラスサイズが小さいほうが、同級生と仲良くなれそう ⇒ コネクションが今後も活用できそう、英語力の向上につながりそう

2. グループワーク中心 ⇒講義・個人ワーク中心だと、海外まで行って勉強する意味がなさそう、グループワーク中心のほ うが、英語でのコミュニケーションスキルの向上が期待できそう 3. 生活環境 ⇒南部最大の都市で、どこに行くにも便利そう、大学周辺の生活環境がよさそう

 

受験プロセス

入社時TOEIC600点程度で、かつ、業務では海外案件には関わらず英語の勉強なんてしたことがなかった。と いう状況だったのですが、社費候補生への応募を15年秋に決めました。会社から、ひとまず社内候補生に選ばれるために、TOEICの点数でいいから上げろと言われ、まずはTOEICの勉強を開始。その後、社内公募に応募 し、16年2月末に社費留学生候補に選ばれました。その後、MBAの受験プロセスを正確に把握した上で、本格的に英語の勉強を開始しました。 また16年度は、業務・私生活も大変忙しいことが重なった年で非常に苦しい受験プロセスでした。 #大まかなスケジュールは下記の通りでした。年内にスコアメイクが間に合わず、全て3rdラウンド(Emoryは 3月の4thラウンド)での出願でした。今振り返っても、かなりギリギリな受験プロセスで、よく合格をいただけたなと思います…

 

15年 9月~: TOEICの勉強開始

11月: 社内公募への応募 & MBA受験プロセスを調べ始める

16年 2月末: 社費候補生に選ばれる & IELTSの勉強開始

7月末: IELTS OA:6.5 8月: GMATの勉強を開始

11月末: GMAT初受験(以降、1月中旬まで3回受験、全て600点超えず)

12月: Essay・インタビューのためにカウンセラーと契約

12月末: IELTS OA:7.0 17年 1月末: GRE 315点(Q:170、V:145、AW:4.0、GMAT換算650点)

2月~: 3 rdラウンドで各学校へ出願開始(米国20位付近、9校)

3~4月: 各校からインタビュー案内&インタビュー(すべてスカイプ)

3月~: 6校合格、3校途中辞退

5月: Emoryへの進学を決定

 

IELTS

過去の留学生の話を聞いた上で、年内にTOEFL100点を超えるのは難しいと早々に判断し、IELTSでOA 7.0を目指すことに。勉強を本格的に始めた2月くらいには、Rの文章の意味がまったくわからない状況でした。そこから各パートの対策を進め(後述)、7月頃にはOA:6.5にはなったが、そこからスコアがそろうのに時間 がかかり、結局12月までかかりました。 振り返ると、意外とWとSは点数が安定していた(6.0~7.0)のですが、LとRが不安定で、スコアが揃わなかったです。おそらく、基本的な英語能力が低かったためと考えています。また、後半はGMAT対策と並行し て、月に2~3回、受験するだけになっていました。7~8月のタイミングで集中して勉強し、OA:7.0を取ればよかったと反省しています。

 

GMAT / GRE

<GMAT>

9月から、GMATの勉強を本格的に開始(主に独学)しました。はじめにSCのルールを覚え、並行してRCを解いていくという形で、CRについては当初あまり対策をしていませんでした。 11月末くらいに、もうそろそろGMATも受けなければ…と思い、11月末から毎月GMATを受けることにしまし た。その結果、一度も600点を超えることはありませんでした(ここでは記載できないような点数でした)。 Qは50 or 51で問題なかったのですが、Vが各セクション、毎回散々な結果でした。1月中旬に受けたGMATの結果を見て、これはどこの大学にも行けないな。。と思い、茫然としていました。

<GRE>

1月中旬のGMAT後、昨年度の先輩の受験体験記を参考に、GREを受けてみることに。ただ、3 rdラウンドの出願も考えると、対策をしている時間もないと思ったので、問題形式のみ確認し、最短で受けられる日程を予約し、受験することにしました。本当に何も対策をしなかったのですが、初めて受けたGREで315点(Q:170、 V:145、AW:4.0、GMAT換算650点)が取れました。相変わらず、Vは極端に低いのですが、Qのおかげで、 GMAT換算の点数が大きく伸びたので本当に助かりました。こんなことなら、もっと早くにGREに転向し、対策をすべきだと思いました。Essay 12月初めから、各カウンセラーにアポイントを取ったところ、2月以降でしか対応できないと言われる(当 然)。その中でも、昨年弊社の候補生と契約していたJohn Couke氏のみ、12月から対応していただけると返事をいただけたので、即契約しました。もちろん、1月の出願は間に合わないので、2月以降の出願しか助けられないといった条件付きですが。それでも、わらにもすがる気持ちで、Johnとレジュメ作成とエッセイの基本ネタ作成の打ち合わせを12月中旬から始めました。12月にレジュメを完成させ、1月からエッセイを出願予定校に合わせ、書き始めるといったスケジュールでした。 幸いなことに、10年近くコンサルタントをしてきた経験があったため、レジュメ・エッセイに書くネタには困らなかったため、ネタ作成はサクサクと進みました。 1月中旬の時点では、スコアメイクが全くできていなかったため、手当たり次第にエッセイを書きました。各校のエッセイに合わせて、Johnと何を記載すべきか相談した上で、エッセイを自分で書き、修正・文字数合わせなどは全てJohnにお任せしました。今考えても、Johnのこの協力がなければ、出願すらできなかったと思います。Johnは各校に合わせて、強調すべきところなどを指摘・修正してくれ、本当に助かりました。おかげで、 出願した学校は全てインタビューの招待をいただくことができました。

 

Interview

引き続き、Johnと契約し、インタビュー練習をしました。まず、Johnから過去のインタビュー項目を共有してもらい、それに対して、想定回答を作り、暗記しJohnと練習するといった流れでした。 Johnからは想定回答は、キーワードだけで、絶対に文章で書くようなことは時間の無駄なので、しないようにと言われたのですが、英語が不得意だった私は、文章を書いて、話すことを確認しなければ話せないと思い、 文章を書き、ある程度暗記するようにしました。そのため、かなり準備に時間がかかってしまいました。 各校のインタビューは業務都合もあり、キャンパスビジットができなかったため、全てSkypeで行いました。ビジットしないことが不利になるかと思ったのですが、John曰く、合格率は変わらないからSkypeですべて受けるべきとの助言もいただき、Skypeで実施しました。

 

最後に

私の受験プロセスは、ギリギリでまったくおススメできないものですが、これを見ているアプリカントの方で、スコアメイクできずに悩んでいるという方がいれば、励みになるのではないかと思っています。もともとの英語力が低いため、進学後も英語でかなり苦労をしていますが、卒業までに少しでも進歩するようにと思いながら、授業・チームメイトとのディスカッションをしています。また、Emoryについての志望動機やプログラム詳細について、上記にはほぼ触れていないですが、自分がなんとなく学校選びの基準にしていたスモールスクールでかつ米国TOP20に入り、生活環境も恵まれている学校というのは数少ないと思います。そういった意味でも、本当にEmoryに進学することができ、よかったと感じています。

 

C 男性、コンサル

学歴 京都大学 経済学部

 

Why MBA?

直近の業務でコンサルタントとしてグローバルプロジェクトに従事していたのですが、自らの英語によるコミュニケーション能力の不足、知識の浅さを痛感しました。これから同様のプロジェクトを率いていくためには、ビジネスに関する知識の体系的習得、外国人と臆せず議論できる英語力の習得、他国ビジネス・カルチャーに関する理解が必要であると考え、MBA受験を志しました。

 

Why Goizueta?

ビジットした学校の中で、最も印象が良かったことが決め手になりました。プログラムオフィスや在校生・卒業生が極めて協調的なこと、アトランタという都市の規模や気候も家族と生活するうえで過ごしやすいと感じたことが主な理由です。加えて、GBSはアトランタの企業との豊富なネットワークを活かしたハンズオンプログラムが充実していることや小規模スクールであることにも魅力を感じました。

 

受験プロセス

2016/3 社費選考通過(TOEFL勉強開始)

2016/4 TOEFL初受験(63点)。以降、年末まで受験を継続

2016/8 GMAT勉強開始

2016/9 上がらないTOEFLスコアを鑑み、IELTSの受験を開始

2016/10 GMAT初受験(570点)

2016/12 IELTS 7.0取得(出願スコア)

2017/1 出願

2017/2 Emoryを含む5校ビジット

2017/3 GRE受験(GMAT換算スコア660点。最終出願スコア)

2017/3 Emoryを含む5校から合格通知、1校Waitlist TOEFL <TOEFL> 初受験63点から計15回程度受験しましたが、100点を突破することはできませんでした。TOEFL3800の単語勉強に始まり、TOEFL Practice OnlineやWriting添削サービス、オンラインTOEFL講座を利用しました。

 

<IELTS>

9月よりIELTSの受験を開始しましたが、個人的にはTOEFLよりも性に合っていました。公式問題集を中心に独学で行いました。

 

<R>

・全ての文章を精読していては時間が足りなかったので、速くポイントを抑えて読む練習を行いました。語彙は3800の単語集で十分カバーされていると感じました。

 

<L>

・TOEFLと比べて取り組みやすかったパートです。単語の書き取りが必要となるので集中して聞くことがカギとなります。

・公式問題集を解いた上で、スクリプトを見ながら全ての音が聞こえるようになるまで繰り返し聞き、シャドーウィングを行うといったトレーニングを行いました。

・スペルミスをすると不正解となるので、単語学習の際に手書きで書けるよう意識して暗記しました。

・本番の集中力が重要。試験前日は睡眠を良くとるようにしました。

 

<W>

・個人的にTOEFLよりも難しいと感じました。IELTS特有の勉強が必要となります。

・公式問題集の模範解答がインターネット上に載っており、特にTask1のグラフ説明問題は共通した表現を使えるので、いくつかの回答を暗記しました。

・Task2のエッセイは出題パターンにより文章構成を変える必要があるため、パターン別にテンプレートを暗記。

・スキマトークというオンライン英会話サービスにKevinという元IELTS試験管が講師として登録しており、何度か添削をお願いしました。IELTSの採点方法を熟知しているため、ポイントをおさえた指導を受けることが出来ました。

 

<S>

・このパートも、TOEFLとは違った対策が必要となります。会話形式で進んでいき、1つの質問について2分程度話し続けるパートがあるので、補足情報も含め詳細に話すように心がけました。

・English village(Nish)にてトレーニングを実施しましたが、NishはIELTSの指導経験が豊富で、的確な指摘をもらえるため、効率的な練習ができました。

・また、上述のスキマトークのKevinとも数回トレーニングを行いました。当初はTOEFLで出願することしか頭にありませんでしたが、IELTSを受験すると決断したことが合格までたどり着けた1つの大きな要因だと思います。今思えば勉強開始当初からIELTSを受けておけば良かったと思っています。TOEFLが伸び悩んでいる方で出願校がIELTSを認めている場合には、IELTSの受験をご検討いただければ幸いです。

 

GMAT

<GMAT>

様々な予備校・教材を利用し、5回受験しましたが、目標まで達することができませんでしたので、詳細は割愛させて頂きます。

 

<GRE>

GMATに比べて、セット内で問題を見直せるためプレッシャーが少なく、こちらも個人的には性に合っていました。出願、ビジットを終えた2月頃から勉強を始め3月に受験を行いました。

<Quantitative>

・GMATと比べると簡単。GMATのMathでコンスタントに49以上取れる人であれば、GREで満点を取ることもそう難しくないと感じました。

・Magooshというソフトを使い300問程度を解きました。本番と比べて少し難しいので、良いトレーニングとなりました。

 

<Verbal>

・時間がなかったため、単語暗記のみ行いました。総じてGMATよりも取り組みやすい問題形式ですが、単語に限って言えばGREの方が難しいです。iKnowというソフトでGRE対策コースが提供されているので、これを利用しました。IELTSでもそうでしたが、もっと早いタイミングでGREを受験していれば良かったと思っています。GMATで伸び悩んでいる方はGREの受験も検討されることをお奨めいたします。

 

Essay

・Elite EssayのBryanにカウンセラーをお願いしました。高額ですが、表現力、編集能力は素晴らしいの一言。300字制限のエッセイに対し1000字程度でドラフトしたものを1日で字数制限内に編集してくれるなど効率的にエッセイを完成させることができました。

 

Interview

<トレーニング>

・Bryanはこちらのストーリーを熟知しているので、インタビュートレーニングを通して、答え方の戦略、どの質問に対してどのストーリーを選ぶかを相談しました。

・基本的な方針を固めた後は毎日話す時間を持つため、English villageやスキマトークを通し、柔軟に受け答えができるようトレーニングを重ねました。スキマトークでは、Jesseというプロ講師に主にお願いしていたのですが、人柄も良くフィードバックも的確であったため非常に良かったです。

 

<本番>

・ビジットした際にJulieと行いました。ビジット前にインタビューのインビテーションは受領していませんでしたが、ビジットの際に会いたい旨を伝えたところ、面会を実施してくれました。

 

最後に

受験開始から合格通知をもらうまでの期間は、今までの人生の中で間違いなく最も辛い1年間でした。誰の責任にもできない、自分との戦いですので、強い精神力が必要となりました。家族(妻、息子)にも大きな迷惑をかけました。平日も休日も家をあけて近所のカフェや図書館に勉強しに行くことが多く、共働きにも関わらず家事・育児をほぼお願いしてしまいました。妻には今でも頭があがりませ ん。心が何度も折れ、焦ってばかりの受験生活でしたが、結果的に良い学校に入学することができたため満足しています。皆様におかれましては、納得のいく受験プロセスとなりますよう祈念しております。

 

 

D 男性、コンサル 学歴 大学 学部 (執筆中)

 

 

E 男性、通信 学歴 東京大学 経済学部

 

Why MBA?

派遣元の会社が事業の多角化・グローバル化を進めるなか、自らがマネジメントを担える人材になるために必要なスキルと経験のベースを身につけたいというのが動機でした。特に以下の2点が自分にとって重要と考え、それらを効果的に高められる機会として、MBAを志しました。

①財務・会計以外の分野の網羅的なスキル及び応用力の習得

自分はこれまで財務・会計分野を中心としたキャリアを積んできていたため、それ以外の分野におけるスキルを網羅的に学習し、自分のマネージャーとしてのベースをよりバランスよく築きあげたいと考えました。

 

②多様性に富んだグローバルな環境下でリーダーシップを発揮できる能力の習得

仕事で国際的なプロジェクトに携わった際、国際会議等の場でうまく立ち振る舞えなかった経験から、業界や国に縛られない普遍性をともなったリーダーシップを身につけたいと強く感じました。そのようなリーダーシップを発揮している先輩の姿を見ていると、それは相応のコミュニケーションスキルや経験から得た自信に裏打ちされたものであり、実践の中でこそ効果的に習得できるものと考えましたが、自分にはその経験や実践機会が不足していました。海外でのMBAは、効果的・効率的にそのような経験が得られる場として、非常に魅力的でした。

 

Why Goizueta?

いくつか理由はありますが、特に以下の3点が自分にとって大きな理由でした。

 

①Hands-onの機会があること

GoizuetaはIMPACT 360という実践型のプログラムに非常に力を入れています。このような場で、上述したような実践的なリーダーシップスキルを効果的に習得できるのではないかと考えました。 注:IMPACTの最初の授業で、Hands-onを必須授業でやるのは数校しかないとアピールしていましたので、実際にこれは一つの差別化になっているのではないかと思います。また、実際に入学してみると、IMPACTもさることながら、日常的なチームでのディスカッション等、リーダーシップを発揮する場は多分にございます。

 

②小規模校で協調的な雰囲気であること

Goizuetaは、1学年あたり170名~180名ほどで、他校に比べると比較的少人数なのも特徴的です。一般論として、少人数だと学生同士の距離が近く、クラスメイトとの関係が密になり、協調的な雰囲気になると聞いたことがありましたが、そのような雰囲気は自分にフィットしていると思いました。私は残念ながら事前にキャンパスビジットすることはできなかったので、出願時に実際の雰囲気までは把握していなかったのですが、先輩等からGoizuetaの話を聞き、そのようなフィット感を確かめることができました。

 

③ロケーション

私は家族(妻と当時0歳の息子)帯同でしたので、ロケーションも非常に重要なファクターとなりました。アトランタは都会すぎず田舎すぎず、また寒すぎず暑すぎず、概して家族が過ごしやすいということでポイントが高くなりました。 私の場合、Goizuetaを含めて3校から合格または最後の意思確認の連絡を頂くことができたのですが、結局、他校よりもランキングが低くても、上記の3つの理由等からGoizuetaが魅力的にうつり、入学することを決断しました。

 

受験プロセス

バックグラウンドとしては、いわゆる純ドメでした。仕事で多少の英語を使うことはありましたが、多くはリーディングであり、特にスピーキングやライティングはほとんどゼロからのスタートとなりました。

〇2015年9月 社内選考に応募するため、TOEFLの勉強をスタート(自分の派遣元は、応募要件としてTOEFL80点以上というバーがあったため)。初めてのTOEFLは70数点。

〇2015年11月 TOEFLで82点を取り、社内選考に応募。

〇2015年12月 社内選考に合格、本格的にTOEFLの勉強をスタート。

〇2016年9月 TOEFLで初めて100点を超え(103点)、GMATの勉強をスタート(但し以後もTOEFLは隔週で受け続ける)。 また、この頃からカウンセラーと密に連絡を取るようになる。

〇2016年10月 第1子誕生、受験のことは一旦忘れ、喜びに浸る。

〇2016年11月 2回目のGMATで680点を取得(出願スコア)、以後もGMATの勉強を続けつつエッセーの準備を本格的にスタート。

〇2016年12月 GMAT5回目を受験するも更新できず。エッセーに本格的に取り組む。

〇2017年1月 出願ラッシュ。毎日徹夜してエッセーを書き続ける。

〇2017年2月 アメリカの複数の大学にキャンパスビジット(Goizuetaはビジットできず)。GoizuetaとSkypeでインタビュ ー。

〇2017年3月 Goizuetaから合格通知を受領。

 

TOEFL

受験全体のプロセスで最も苦労して、時間をかけたのがTOEFLでした。勉強していてもなかなか点数が伸びなかったり、各教科では最高得点がでても合計だといまいちだったりと、ストレスフルな試験でした。全体的なアドバイスとしては、リスニングとスピーキングはどうしても問題の質によって得点が上下してしまいますので、まずはリーディングとライティングはどんな問題が出ても高得点を出せるよう足場固めをしておくことだと思います。これは個人的な主観ですが、TOEFLは何回かに1回、高得点を出せるチャンス回があるような気がしていました。そのようなときに、ちゃんと確実に結果を出せるよう、早めに実力を底上げしておくことだと思います。個別の勉強法は以下のとおりです。

 

<Reading>

〇予備校:なし

〇教材:「TOEFLテスト英単語3800 4訂版」(旺文社)、TOEFL Practice Online(Andy先生の勉強会に参加)

○方法:Readingは幸いはじめからある程度は力があったので、早い段階で満点近くを出すことができました。 アカデミックな単語力などが求められるので、3800はレベル3までは確実に覚え、レベル4も見たらなんとな く意味がわかるくらいまでは覚えました。あとは継続して毎日1問でも良いので問題を解くことだと思います (TPOを繰り返し解きました)。GMATでもReading力は必要になるので、勉強しすぎても損はないと思います。

 

<Listening>

〇予備校:なし

〇教材: TOEFL Practice Online(Andy先生の勉強会に参加)

○方法:できるだけ毎日TPOを解いて英語を聞くようにしたつもりですが、振り返るともっと色々なソースの英語を大量に聞いておけばよかったと思います。留学して改めて感じましたが、Listening力は結局は慣れだと思います。聞けば聞くほど伸びていくので(何回か小さなブレイクスルーがあると思います)、とにかく聞いた方が良いです。

 

<Speaking>

〇予備校:E4TG

〇教材:Skima-talk

○方法:E4TGに5カ月通いましたが、ここで得られるノウハウを駆使すればおそらく20点以上はコンスタントにでると思います。E4TGでやった問題を繰り返し練習して、いくつかのパターンは反射的にスラスラ出てくる ようにしておきました。本番では、そのパターンにはまったときは23点が出ましたし、はまらなかったときは 20~22点といった具合でした。あとは英語を話すのに慣れるという意味で、skima-talkというオンライン英会話も週1~2回やりましたが、先生によってはTOEFL形式の練習もできてなかなか良かったです。

 

<Writing>

〇予備校:なし

〇教材:Web TOEFL, TOEFL Resources (Micheal先生による添削)

○方法:まずWeb TOEFLで基本的な戦略を学びました。そしてWeb TOEFLのオマケでついてくる問題例を解き、Michealに添削してもらうという流れで勉強しました。そしてWritingも限られた時間で大量に書く必要があるので、Speakingと同じく、いくつかパターンを覚え、様々な問題に応用できるようにしました。

 

GMAT

自分の場合、TOEFLのスコアメイクに時間がかかりすぎて、GMATの勉強に着手したのが遅くなってしまいました。振り返ると、MBA受験においてGMATは思った以上に重要ですので、TOEFLの結果が出ていなくても、 もっと早くから着手すべきだったと反省しています。

 

<Math>

〇予備校:GMAT MBA.jp(濱口塾の教材をWebで解けるサイト)

〇教材:マスアカ

○方法:幸い数学は大学受験で使ったこともあり得意だったので、マスアカを一通り読んで、あとは濱口塾の教材で問題慣れしていきました。なお、問題文が独特の言い回しをしていることもあるので、意味を取り違えないよう注意することも重要です。

 

<Verbal>

〇予備校:GMAT MBA.jp

〇教材:GMAT Official Guide

○方法:濱口塾の教材をひたすら繰り返し解きました。良く言われることですが、時間を計って集中して解き、間違えた問題はなぜ間違えたかしっかり復習することが大切だと思います。私の個人的な反省点としては、もう少し色々なソースにトライしても良かったかなと思います。同じ教材を繰り返し解いていたので、最後の方は見たことがある問題ばかりで、自分の実力が伸びているのか慣れただけなのかよくわからなくなり、勉強の 方向性が良く分からなくなってしまいました。GMATはとにかく時間との勝負なので、1問に悩みすぎないことが重要だと思います(特にSCやCRはどちらも正解ではないかと思われることが非常に多いので、いかに自分を信じて割り切って次に進めるかということが重要です)。

 

Essay

エッセーについては、江戸義塾のエド先生とFuture Education Centerの田山さんにお世話になりました。田山さんと日本語で方向性を練り、英語で書いたものをエドさんに見てもらうというスタイルでいきました。結果的には良い組み合わせだったのではないかと思っています。私の場合、エモリーのエッセーでは実務経験を前面に出してアピールするというより、パーソナリティーでのフィット感をアピールするようにしました。エッセーはTOEFLやGMATと違ってある意味正解がなく、自分のなかでも本当にこれでいいのかと多かれ少なかれモヤモヤが残るかもしれませんが、自分のカウンセラーを信じて、自信を持つしかないと思います。

 

Interview

インタビューはskypeで行われました。初めてのインタビューだったので緊張しましたが、変な質問もなく、なんとか乗り越えることができました。反省点としては、もっと練習しておけば、本番でもっとリラックスして自信をもって受けられたのではないかと思っています(当たり前ですが)。

 

最後に

もしGoizuetaへの出願をお考えであれば、ぜひメーリングリストにお気軽にご連絡ください。また、日本人ブログもぜひご覧ください。自分も出願のときに参考にしましたが、非常に情報量が多く、入学後のイメージもつかみやすいのではないかと思います。最後に、受験勉強中は本当に大変だと思いますが、最後まで諦めず、頑張ってください!そのうえで最終的にGoizuetaに合格して来ていただけると嬉しいです!

 

F 男性、電力・ガス

学歴 一橋大学 商学部経営学科

 

Why MBA?

電力会社で燃料調達・運用をする上で自分には海外の売主と対等に交渉するための語学力、燃料価格や電力需要などのリスク管理をするためのデータ分析能力が不足していることを実感しました。海外MBAであればこの二点を短期間で集中的かつ網羅的に補強できると考え社内の留学制度に応募しました。

 

Why Goizueta?

① スモールサイズスクールでクラスメイトや教授との距離が近く、密接なコミュニケーションをとることが出来る点が魅力的だと感じました。実際に、キャンパスビジットをした際は、アドミッション二人と質疑応答や面接の時間を取ってもらうことができ、受験した大学の中でも非常に良い印象を持ちました。面接後も多くの日本人在校生の方が話を聞かせてくださり、とても親切にしてくださったことも印象的でした。

② エモリーを卒業した先輩から、Raymond Hillのプロジェクトファイナンスや、Directed studyは電力出身者であれば是非とるべきだと勧められました。実務を経験した教授からエネルギー業界について学べるということが私にとっては非常に魅力的でした。

③ Hands onのクラスがあり、実際の企業の問題解決を出来るチャンスがGoizuetaではあります。MBAで身につけたものを机上の空論で終わらせず、実務とのギャップをこのクラスを通じて埋めることが出来るのではないかと思いました。

 

受験プロセス

2015年5月社内選考に合格し、その後、濱口塾でTOEF、GMAT、エッセイの全てをカバーしました。社内選考合格後も激務が続き、2016年6月の異動後、受験勉強を再開し、10月からエッセイとGMATを並行して進めました。年末年始でエッセイを完成させRound 3で出願、2月にキャンパスビジットをし、その場で面接をしてもらいました。出願時点でのGMATスコアがかなり低かったので、キャンパスビジット後に再度GMATを受験し、 スコアが改善されたので、アドミッションにスコアアップの報告をし、3月に合格の連絡を受けました。

 

TOEFL

最初に受験したときが73点でした。その後も業務の隙間を縫って月に一回程度の受験を12月ごろまで続けて95 点まで伸びましたが、個人的にはリスニングが苦手であったため、リスニング、スピーキング、ライティングでかなりの失点がありました。特にスピーキングは初受験で17点、その後もほとんど改善されることがなく、絶望していました… 11月ごろに、気分転換でIELTSを受験したところ6.5をとることができ、個人的にはTOEFLより相性が良いと感じ、IELTSへの切り替えを決意しました。IELTSはリスニングがTOEFLに比べかなり簡単で、スピーキングも実際に面接官とのFace to Faceという点が自分にとっては良かったです。IELTSは公式問題集を買い、ほぼ独学で したが、ライティングのみUK PLUSの通信添削を利用しました。UK PLUSの添削は厳しいものですが、実際の採点者が添削してくれることもあり個人的には非常に助かりました。 12月に二度目のIELTSを受験したところ、目標である7.0を取得することが出来ました。もしTOEFLで伸び悩んでいる受験生の方がいらっしゃったら一度IELTSを受けてみるのもいいと思います。

 

GMAT

GMATには非常に苦労されられました…私は最終的には670点をとることが出来たのですが、正直運が良かった (問題と噛み合った)と言う気がします… まずマスについてですが、一昔前に比べるとかなり難しくなっているように思います。濱口塾の過去問であれば5問程度のミスでしたが、初めてプレップをしたところ10問以上間違った記憶があります。個人的にはプレップの追加問題が非常にためになりました。問題数も多く、間違えた問題はブックマークをつけて後から何度も復習しました。プレップとプレップの追加問題をこなしてからは安定して50点をとることが出来るようになりました。問題にもよるのでしょうが5問程度間違えても50点を取ることが出来るので、わからない問題はさくっと捨ててしまうのも手かと思います。 バーバルについては、大きなことは言えませんが濱口塾の教材を何度も繰り返すことが一番かと思います。公式問題集も使っていたのですが、解説があまり納得できるものではありませんでした…特にSCは同じ問題を何度も繰り返しとき、自分で解説を再現できるように意識しました。 テスト本番ではSCで時間を節約し、CRとRCに時間をかけるよう意識しました。それでも時間が足りなかったので毎回最後のRCは全問ランダムクリックしていました。(一度RC2つをランダムクリックして、CRにたっ ぷり時間をかけたことがあるのですが、過去最低点を叩き出し、ランダムクリックは1問のみの戦略としまし た)。CRは繰り返し解いていると、ある程度パターンが見えてくるようになると思います。本番でも割と自信を持って解けた問題が多かったような気がします。 友人に勧められて、I knowという単語アプリを使っていたのですが、これは非常に良かったです。自分の弱点の単語などを自動で把握してくれ、記憶の定着にはうってつけでした。

 

Essay

エッセイは会社のMBAホルダーの先輩に主に見てもらいながら、濱口先生とMatthewに添削してもらいました。私が最初書いたエッセイは、自分目線ではなく、会社目線のものでした。その後先輩の指導の下、「自分がしてきたaction」にフォーカスして、なぜそのようなactionをとったのかを深堀していきました。会社目線から自分目線へ変更することに非常に苦労した記憶があります。Why MBA, setback, leadershipなどのスタンダードな質問の答えが出てからは割りとサクサクとエッセイを書くことが出来ました。学校の特徴はホームページでも調べられるのですが、生の声を聞きたかったので在校生の方にコンタクトをとり、授業の内容や学校の雰囲気を教えていただきました。(私の出願した際には、 Why Goizuetaの質問がなくエッセイでは活かす事ができませんでした…)

 

Interview

Interviewレッスンは濱口塾と提携しているMatthewと15時間ほど行いました。彼の指導は非常にポジティブで、モチベーションを下げることなく練習することが出来ました。自分の中でコアストーリーを作っておき、 どんな質問が来てもそのコアストーリーに結びつけることで一貫性を出すと言うスタイルは自分にあっていました。またMatthewから学んだことレアジョブなどで繰り返すことで定着を図りました。レアジョブでは予め質問リストをチューターに渡し、それらの質問をランダムで選んでもらい、回答する練習を繰り返しました。 (レアジョブのフィードバックはあまりあてにならないものもありますが、一人で鏡の前で練習するよりは良いかなと思ってやっていました) 実際の面接では、レジュメにそってかなりカジュアルな感じで進んでいきました。面接官のJulieは私のエッセイをすでに読んでおり、レジュメの内容の深堀がメインとなりました。レジュメの深堀はそこまで練習していなかったので、たどたどしい回答となることもありましたが、Julieはじっくりと話を聞いてくれたので助かりました。

 

最後に

MBA受験と業務の両立は非常に大変なものでした。特に2月末にGMATスコアメイクが出来るまでは、本当に生きた心地がしませんでした…受験生の皆様も大変かとは思いますが、悔いが残らないように最後まで頑張ってください。微力ながらお手伝いできることがありましたら、何でもしますので。

 

G 男性、電力・ガス

学歴 神戸大学大学院 情報知能学専攻

 

Why MBA?

会社が電力・ガス小売り自由化という転機を迎える中で、単なるIT屋としてのキャリアに限界を感じており、 自分自身の競争力、バリューを高めたいと考えていた。6年間ずっと情報系の部署で勤務をしており、マネジメント系の能力・知識が足りていないことを痛感していた。また、自分自身の成長が鈍化していることに対して悶々としていたので、コンフォートゾーンから脱局したかった。ずっと持っていた英語コンプレックスを克服し、より広いフィールドで戦える力を身につけたかった。

 

Why Goizueta?

何よりもスモールスクールに入学したかったので、スモールスクールの中でもランキングの高いエモリーに惹かれた。スモールスクールを希望したのは、生徒間や生徒と教授間の距離の近さは、そのままプログラムでの満足度や充実度に直結すると考えたから。ビジットしたときのFIT感。また、生活環境として、大学周辺の環境 の良さと、妻が日本と行き来する可能性があったので、日本との交通の便(直行便がある)も、要因の1つだっ た。

 

受験プロセス

2016年2月:社費選考合格、勉強開始。選考時のTOEFLは68点。予備校は、会社の留学経験者が多く利用していた濱口塾を利用。

2016年春:TOEFL対策に注力するも、点数が伸びない。結婚式あり。TOEFLをコンスタントに月1、2回受 験。

2016年夏:TOEFL対策に注力するも、点数が伸びない。TOEFLをコンスタントに月1、2回受験。

2016年秋:TOEFLの点が出ない中で、GMAT勉強も開始。上司と掛け合い業務負荷を減らしてもらい、 TOEFL、GMAT対策に注力する。TOEFLをコンスタントに月1、2回受験。GMAT初受験。しかし点数が伸びない。秋の終わりにエッセイのネタだしを開始。IELTSも並行して受験開始。三重苦の開始。

2016年冬:最後の望みをかけて12月にTOEFL、IELTS、GMATを受けるも撃沈。どこにも受からないのでは、という恐怖とプレッシャーの中、どん底の気分でクリスマスと年末を迎える。

2017年1月:スコアメイクが全くできず失意の中、年末年始に家に籠ってエッセイを書き上げ、スコア更新を 前提に5校へ出願。中旬にGREでGMAT換算630点獲得。下旬に受験したIELTSでOA7.0を達成(最終スコ ア)。順次スコア更新を実施。

2017年2月:中旬にGMATで650点(最終スコア)を達成。3校へビジット。エモリーを含む2校と現地インタビ ュー。

2017年3月:出願校からの結果が返ってくる。合格2校、Waitlist1校、不合格1校、辞退1校(ランキングが低く会社からNG)となり、もともと志望度の高かったエモリーへの進学を決定。

 

TOEFL

2016年3月に初受験して結果が68点。これは非常にまずいと思いながらも自身の結婚式や業務に忙殺される 日々。毎月受験を続けるも、90点すら越えられないまま秋を迎える。年末に濱口塾の先生からのアドバイスに 従いIELTSに軸足を移して、両試験の受験を続けるも、TOEFL90点、IELTS6.5点という点で年末年始を迎え る。1月にも継続して受験を続け、1月末に受験したIELTSでようやくOA7.0を達成し、受験終了。 TOEFLは15回以上受験するも途中で脱落してしまいましたので、あまり良いアドバイスはできませんが、私はとにかくリスニングが足を引っ張り、聞けないからしゃべれない&書けない、とSやWにも悪影響を及ぼしてい ました。その点、IELTSはSやWはそれぞれリスニング力が不要なのは良いですが、採点に結構バラつきある気がします。向き不向きはあると思いますが、IELTSでのOA7.0はTOEFLでの100点よりも、易しいと私は思いま す。

 

R:まずはやはり単語を身に着けるのと、読むスピードを上げることが重要かと。個人的には3800のランク3を ある程度覚えられたあたりから、TOEFLのRは27、8点で安定するようになりましたし、IELTSでは7.5以上は安定して出ます。

 

L:TOEFLのLで20点を超えるまでに時間がかかりましたが、シャドーイングとディクテーションを地道に続けることで少しずつ点が伸びたのですが、純ドメにとってはとにかく時間が必要です。とにかく早い段階からリスニング力の強化を始めるのが大事だと思います。

 

S:レアジョブとIELTS専門講師を利用して訓練しました。レアジョブはTOEFL形式・IELTS形式に慣れた講師を探しだし(これが結構大変)、とにかく実践形式で喋る練習を続けました。TOEFLでは、リスニング力が足を引っ張って良い点が出せませんでしたが、IELTSは採点官との対話型であり、IELTS向きの模範回答フレーズをいくつか無理矢理にでも利用して回答することを意識すれば、7.0までは比較的容易に達成できると思いま す。

 

W:TOEFLは濱口塾のマシューに添削をお願いしましたが、こちらもリスニング力が足を引っ張り、良いスコアは出せませんでした。IELTSは、とにかく高得点を狙えるフォーマット・フレーズを覚えてしまえば、短期 間で7.0までは確実にとれると思います。 結果、IELTSでのOA7.0の方が、TOEFL100点よりも断然易しいと感じました。

 

GMAT

正直、思い出したくもない辛い試験。本っ当に思ったように点数が伸びませんでした。10月に初受験して惨 敗。12月に再度挑むも惨敗。その後、年を明けてもGMAT、GREと受験を続け、出願スコア(650点)を出したのは2月中旬と、まったく順調にはいきませんでした。全くアドバイスをできる立場ではございませんが、短い勉強期間にも関わらず、何とか上記スコアを出せたのは、濱口塾の優れた教材のおかげと思います。特にVについては、濱口先生の丁寧かつ的確な解説で納得感を持って理解を進めることができました。私は十分に実施できませんでしたが、単元別を複数回やり直し、SCについては不正解の選択肢が何故不正解なのか、を説明できるようにすることを意識して身に着けることが重要かと思いました。CRやRCについては、結局は慣れと読解力だと思うので、知らない単語をとにかく頭に詰め込む、一日一題だけでも必ず時間を測りながら回答をすることが重要かと思います。Qは元々理系であることもあり、GMATの形式に慣れるくらいのことしか対策をしておりません。 なお、私は結局GMATが最終スコアになりましたが、GREについても3回ほど受験しました。GREのQはGMATよりも簡単なので、満点が狙えると思いますし、Vも単語問題以外はGMATの学習が活かせるので、GMATで思うような点数が出ない人、GMATのQを苦手に感じている人は、GREも選択肢に入れることをお勧めします。

 

Essay

エッセイは濱口塾のサポートを活用。着手が遅れ何よりも時間の無かった私にとっては、的確なアドバイス、フィードバックを端的にくれる濱口先生の進め方は非常に良かったと思います。コンテンツは留学経験のある上司にも確認してもらいながら進めましたが、客観的な意見をもらうことは話の幅を広げるのに有効だったと思います。個人的には仕事のネタやプライベートのネタ自体はある程度そろっていたものの、これまでの自分の人生とWhy MBA?や今後のゴールをどう結び付けるのか、ストーリーを作る部分でかなり苦労しました。しかし、最終的にはこれらの内容をインタビューでも触れることになるので、過度に派手にした内容や、心にも無いキレイごとをならべるよりも、自分自身はどういう人間か、何が足りないからMBAを目指すのか、何度も何度も繰り返し掘り返しながら、向き合うことが重要かと思います。また、自分はスコアメイクができずとても出願前にビジットするとは考えられず、出願後のビジットとなりましたが、振り返ってみると、移動中でも勉強はできるわけで、自分のモチベーションを高めるためにも、エッセイやインタビューのネタの材料を増やすためにも、出願前にビジットをしておけばよかったと思います。 Interview 5校出願でインビテーションは4校でしたが、4校中1校はランキングの問題で会社からNGが出たため辞退。エ モリーは2月初旬に東京インタビューのインビテーションを頂きましたが、急きょ2月中旬~下旬のキャンパスビジットを申し込み、現地でAdmission(Julie)との面談の時間をもらえないかと交渉して、現地インタビュ ーに切り替えてもらいました。結果としては、熱意を伝えることにも繋がり、またJulieと直接話をできたことが、合格を勝ち取ることにはとても役立ったのではないかと思います。インタビューのレッスンは濱口塾のマシューとMock Interviewを何度も実施しました。Matthewにはエッセイのチェックもお願いしており、コチラが伝えたい内容も熟知してくれていたため、回答内容の効果的な伝え方、 ストーリーの組み立て方など、非常に的確なフィードバックを頂くことができ、良かったです。Matthewとのレッスンは、実際の各大学のインタビュー内容を踏まえてQを考えてくれるのと、比較的和やかに話をしやすい空気を作ってくれて、イイ意味で乗せてくれるので、英語を話すこと自体に慣れていない純ドメの私には合っていたのではいかと思います。 実際のエモリーのインタビューは、アトランタでJulieと別の担当1名の二人を相手に行うという変則的な形でしたが、終始和やかかつ、非常にオーソドックスな内容のインタビューだったため、最後までリラックスして臨むことができました。途中、回答に困るQもありましたが、マシューがよく言っている、インタビューで伝えたい自分自身の全体像を意識しながら、足りていない情報に触れながら話すことを意識することで、良い受け答えができたのではと思います。

 

最後に

MBAを目指すことを決めた日から合格の連絡をもらう日まで、本当に精神的にも肉体的にも辛い日々でした。 日に日に気持ちが沈んでいく私を最後までサポートしてくれた会社と家族には、本当に感謝してもしきれません。出願締切日が近づくにつれ、受験生の中にも同じような気持ちを抱える方も増えてくるのではないかと思いますが、自分のためにも、応援をしてくれる家族・友人のためにも、悔いを残さないように自分ができる努力を最後まで諦めずに続けることが重要かと思います。本当に応援しております。最後まで頑張ってください。

 

H(執筆中)

 

I 男性、証券

学歴 慶応義塾大学 法学部政治学科

 

Why MBA?

英語力の向上・アメリカでの生活・経営全般を学ぶことに対する興味

 

Why Goizueta?

ケース多め・都会・東・Collaborative・ゼネラルマネジメント - 学校選びのポイント

 

大きく分けると下記6つに分類されるのではないかと考えています。

 

授業形態(ケース中心or講義中心)

ロケーション(都会 or 田舎)

学校のサイズ(大or 中or 小)

東か西か(経営者 or 起業家・テック)

学校の雰囲気(Competitive or Collaborative)

学校の強みの分野(ファイナンス、マーケティング、ゼネラルマネジメント)

 

※下記は私のイメージです。

ケース中心:HBS, Kellogg, Tuck, Darden, Yale, Emory

講義中心:Wharton, Columbia, NYU, Booth, MIT, Ross

都会:Columbia, NYU, Booth, Emory

田舎:Kellogg, Darden, Tuck, Yale

サイズ大:HBS, Columbia, Wharton, Booth

サイズ中:Kellogg, Darden, NYU, Ross, MIT

サイズ小:Yale, Tuck, Emory

Competitive:HBS, Wharton, Columbia, NYU, Booth

Collaborative:Kellogg, Darden, Yale, Tuck, Emory

ファイナンス:Wharton, Columbia, Booth, NYU, Ross

ゼネラルマネジメント:HBS, Kellogg, Darden, Tuck, Emory

 

以上のカテゴリーの中から自分の将来のゴールを意識した上で、学びたいこと・ものを考えつつ志望していく流れになるかと思いますが、学校の雰囲気がそれぞれ全く異なるため、資金と時間が許す限りキャンパスビジットをしてから受験校を決定されることをオススメします。

 

TOEFL ※幼少期、家での会話が英語だったため、日常会話はネイティブレベル。

 

ReadingとWritingが苦手と早々に気付いたため、ReadingとWriting中心に対策しました。

 

・Reading

読むのが遅い・ボキャブラリーがないと気付いたため、ネット・本問わずReadingのみあらゆる過去問を解きました。(TOEFL Reading は同じようなトピックと質問が多いため慣れにより点数が伸びやすいと思います)

 

・Listening

対策なし。

 

・Speaking

良く出題されるトピックをネットから拾い、回答を事前に考えておきました。(普段考えないようなことが質問されるかつ準備の時間が少ないので、事前にあらゆるトピックに目を通しておくことがとても重要と考えています。)

 

・Writing

書くネタが全く思いつかない・書き慣れていないことによる書く遅さと書く際のボキャブラリーのなさに気付いたため、以下を行いました。

① 良く出題されるトピックをネットから拾い、ほとんどのトピックに対して大まかなネタを書き出して準備。(約50トピックに対し書くネタを準備)

② 量を書くことと添削によるボキャブラリーの拡大が必要と判断し、1日1エッセイを約3週間程度下記cztrainingというサービスに提出し、添削をしても来ました。(1日で戻ってくるかつ添削が1エッセイ12$と安いです。量を書きたいかつ添削がないとモチベーションが上がらない人にはオススメです。)

http://www.cz-training.com/toefl/

※トピックが本番と少し違うことと添削は本試験で点数を取るためというよりは正確でネイティブのような英語を書くための添削であることには注意です。

 

GMAT

・全体

苦しむ人パターンは数字を扱うのが苦手・ミスが多い・英文法を勉強したことがない・英文を読むのが遅い人と私は考えます。私の場合はミスが多い・Mathを当初甘く見た・英文法を勉強したことがない(過去さぼっていた)ことがスコアメイキングに苦しむ原因になってしまったと考えています。Prepまたは本番を一回受験し、文法面・数学面で厳しいと感じた人はGREの受験を検討することを強くオススメします。

(GREについては次項参照)

 

Verbalについては、読むスピードがネイティブ並でない限り時間内に全問終わらせることは不可能なため、 SC・CR・RCの中でどの科目に重点を置くかの戦略を立てる必要があると思います。私はSC苦手、CR並、RC得意気味という出だしだったため、CR・RC偏重、SCはほぼ捨てという戦略で当初挑みましたが、Prepで点数が安定せず結局4回目と5回目の受験前はほとんど全ての時間をSCの勉強に割きました。 RCはぶれるため、非ネイティブにとっては王道のSC・CRを安定させることが高得点への道と私は考えます。上で安定する人も多いです。49が出ない場合は要注意。思ったより対策が必要な場合も。

 

・Verbal:SC

使った教材・塾:AGOSのGW集中講座、AffinityのSCウェブ講座、AGOSの中山先生個別レッスン。早期にAGOSまたはAffinityのSCの授業を受講してみることをオススメします。文法用語から洗い直しが必要な可能性も。私は過去英語についてフィーリングでなんとかなっていたため、文法はひたすら無視していまし た。結果、0から勉強することになりました。0から勉強するにあたって使った教材は下記です。

 

eibunpo-torisetsu.html

 

各塾のポイントを以下に記述します。

 

AGOSのGW集中講座

SCに関して非常にベーシックな知識を網羅しています。導入講座としてとても良いです。CRとRCが元々出来てしまうという英語マンはこれだけでVerbal 35越えしてしまう可能性もあると思います。

 

AffinityのSCのWeb講座

文法・語法以外にも意味を考えて解く手法、汎用的なSV構造をしっかり把握する解法、さらに現在のSCの問題傾向に沿った解法をレクチャーしてくれるので、非常に有用です。中山先生同様基本的な文法事項はある程度ないと話についていけない可能性がありますが、SCのテクニックと解法をバランス良く身につけさせてくれます。また、講師の飯島先生はSC、RC、CRのバランスを考えてのもと、SCの解き方を指導してくれるのでそれもとても役に立ちました。

 

AGOSの中山先生の個別レッスン

レッスン開始の冒頭で中山先生流のテストをして弱点を見つけ出してくれます。そして、それに応じたフィードバックと最後に問題を大量にくれるという流れのレッスンです。授業とは違いテクニックではない文法事項をしっかりと教えてくれるため、中山先生に従えばしっかりと点数が取れるだろうという安心感があります。

 

・Verbal:CR

使った教材・塾:AffinityのCR講座 AffinityのCR講座

 

Assumption系問題(Assumption、Strengthen、Weaken、Evaluation)などのAssumptionの設定の仕方や、 Boldfaceの解法など、体系だって教えてくれるので非常に学びが多かったのでオススメです。CRは得意・不得意がある科目だと思います。私は体系を学んだ後は伸びも落ちもなくコンスタントに並な得点が取れる科目という印象でした。

 

・Verbal:RC

使った教材・塾: AffinityのRC講座、手当り次第過去問。

 

AffinityのRC講座

こちらは受講mustな講座だと思います。TOEFLのReadingと違って、圧倒的に時間を使えず、かつ捻った問題の多いRCにもやはりコツがあり、そこをAffinityでは、文章の背景を含めて解説があります。 (例えば、フェミニズムやマイノリティなど)これを知っておくだけで、初めての文章も読みやすくなります。特に、フェミニズ ムを扱うAタームは非常にオススメです。RC講座参加後は、過去問や問題集等から1日2-3題程度のペースで、量をこなすことを意識しました。RCはそれなりに自信があり、過去問等では満点を取ることもしばしばありましたが、本番では振るわないこともあり、依存しすぎることは危険だと思いました。

 

・Math

使った教材・塾:マスアカ、AffinityのMath演習クラス

 

マスアカ

とりあえずこれをやるしかない。問題の出題傾向・分野・用語を入れられるため、これを使えばほとんどの人 はコンスタントに49以上が出るようになります。出ない人は要注意。 49がコンスタントに出ない人は地道に苦手分野の克服とミスをなくす対策をしていくしかないと思います。(私は本番二回程最初の方で計算ミスし時間を大幅にロスして破滅しています。)

 

AffinityのMath演習講座

毎回飯島先生がピックアップした10問程度の演習。難しすぎる問題もありますが、良い問題が多いためとてもためになりました、定期的に参加し実力を維持するために使うのが良いかと思います。 GRE ・全体 GMATとの違いとして、問題毎のAdaptiveではなくセクション毎のAdaptiveなので、問題を見た上で飛ばす問題を決めることが出来る。MathがGMATよりも易しい。GMATのSCがTC(ボキャブラリー問題)に置き換わっている等が挙げられます。最初は初見の単語ばかりでとても難しい試験に感じますが、出題される単語は繰り返し同じものばかりで、一定の単語を暗記し、出題傾向になれてしまえば高得点を狙いやすい試験ではないかと考えます。

 

・Verbal

飛ばす問題を、セクションを通して選ぶことが出来るため、TCで分からない単語ばかりの問題を飛ばす、または長いRCを飛ばす等、戦略が立てやすく、GMATのVerbalに比べて点数が出しやすい印象です。Magooshのオ ンライン講座(半年で150$程度)を受講することとMagooshの問題をひらすら解くということを行った結 果、約2週間でGMAT650相当(316)が出ました。(PrepではGMAT700相当322も一発で出たため、結果的にはダメでしたが、惜しかったです。) ・Math GMATのMathに比べて大幅に簡単な印象です。特に対策もなくMagooshのオンライン問題で出題パターンに慣れるとすぐに点数が上昇しました。満点も狙いやすいと考えます。イメージとしては、私の2回目の167は2問ミス程度。(93%タイル)

 

GMATに半年以上全力で時間を投下した私としては、GREに切り替えていれば早々に点数が出たのではないかという後悔が幾分残る内容でした。MBA=GMATと盲目的に考えてしまいがちですが、考慮の余地はあると思います。周りから話を聞いている限りは、受験に当たってGMATとGREで特段有利・不利はない印象です。

 

インタビュー

どれだけ練習出来るかがカギだと思います。私は幸いにも海外の友人が多くいたため、スカイプで彼らと毎日練習しました。鏡の前でも良いのでしっかり声に出すことで、表現方法もスムーズになってくるものと思いま す。 各学校の質問事項は、Clear AdmitのInterview Archiveを2-3見ておけば、傾向は掴めると思います。 2-3校の質問事項を網羅しておけばインタビューで直面するほぼ全ての質問に対応可能と思います。

Clear Admit https://www.clearadmit.com/livewire/

 

最後に

私は日本生まれ日本育ちとはいいつつも母親がアメリカ人のハーフだったため、全てがすんなりいくだろうと準備開始当初楽観的に考えていましたが、当初の考えとは裏腹に一年間非常に苦しみました。自信がある人もない人も自分を客観的に見ることを忘れずに頑張って下さい。

 

 

J 男性、製造業

学歴 京都大学 農学部

 

Why MBA?

会社のIT部門で、M&Aをした海外グループ会社と仕事をしていたが、ビジネスプロセスを最適化していくためには、ファイナンス、SCMなどの幅広いビジネス知識と、国際的なチームを統率するコミュニケーション力が不可欠であると感じたため

 

Why Goizueta?

・米国TOP20のスモールスクールであること

・コカコーラ本社をはじめとした地元企業との結びつきが強く、ハンズオンプロジェクトの機会があること

・ほどよい都会と田舎のバランス

 

受験プロセス

大きな流れとしては、1〜10月:TOEFL, 10月〜:GMAT, 11月〜:Essay, 2月〜 Interviewというギリギリのス ケジュールです。

 

12月末:社費派遣の通知を受ける

1月:AGOSに通い始める。TOEFLの模擬試験を受験し62点。TOEFL完了までの目安勉強時間700時間と知るが、そんなかからないと信じる(結局本当にかかる)

3月:TOEFL初受験78点。 4月:TOEFLを受験予定も、機材トラブルで受験できず。YESで文法講座を受講。この頃は英文法って楽しいな~という余裕(間違い)

5月:フランス出張と合わせて欧州MBAキャンパスビジット。突然Admissionと面接のようなものが始まり玉砕。授業見学で、必要な英語力のレベルを痛感できたのは良かった。

6月:結婚式準備に専念。

7月:結婚式。幸せの余韻が抜けず、勉強に戻れず。

8月:なかなか上がらないTOEFLに焦り、対策方法を模索。

9月:新婚旅行to NY。初めてのアメリカを肌で感じ、また来ることを誓う。

10月:TOEFL104点で終了し、GMATに切り替え

11月:11月末という遅さで、Elite EssayのBryanにコンタクトを取る。

12月:GMAT受験玉砕。上司に推薦状依頼。エッセイを書きつつGMATの勉強。仕事もうまく回らず、一番苦しい時期。年末年始も1日中実家にこもってエッセイ執筆。

1月:GMATが上がることを信じて6校出願。これまでGMATに時間を割けていなかったため、猛勉強して挑むも再度玉砕。

2月:インタビュー対策開始。東京で3校インタビュー。GMAT勉強継続。

3月:2校合格。最後の力を振り絞ってGMAT受験、若干更新。GREも受験。

4月:1校Waitlist。Emory合格・進学決定

 

TOEFL

初回受験 (2016年3月) 78 (R23 L12 S20 W23)

9回目受験 (2016年10月) 104 (R28 L25 S23 W28)

 

・8, 9月にWriting対策で、Jack Jrを受講したこと。ひたすらコンテンツにフォーカスした指導に疑問を感じつ つも、受講後点数が安定しました。

・9月にAGOSで105点突破ゼミ(Rex蒲田先生)を受講したこと。改めて解法の確認や、本質的な英語力の対策を行え、点数が向上しました。

・毎日のレアジョブ。効果を感じるには時間がかかったが、毎日アウトプットすることで、コンテンツも磨かれたと思います。

・移動中など、ひたすら英語を聞いていましたが、聞き流しも多く、どれだけの効果があったかは疑問です。Dictationなど、密度の濃い学習にフォーカスした方が良かったかもしれません。

・ある程度の実力がついたら、受けられるだけ受けるべき。問題との相性や採点の関係で、良い点が取れることもあります。

 

GMAT

最終スコア: 620 (Verbal 24 Math 50 AWA 5 IR 8)

 

GRE

GMAT換算640 (Verbal 143 Math 170)

 

全く歯が立たず、本当に苦労しました。5月にAGOSの対策講座を受けるも、TOEFLとの平行学習ができず、 本格的に学習を始めたのは10月の中旬からでした。Essayとの二重苦で苦しみ点数も伸びず、1-3月に集中学習するも、結局良いスコアを取ることはできませんでした。GMATの点数は、合格の必要条件で、低ければトップスクールからのインタビューに呼ばれる確率は非常に低くなると思います。

 

・GRE受験も視野に入れたこと。回数制限のあるGMATで、終盤受験の精神的プレッシャーを避けるためにも、GREがあるという安心感は貴重でした。

・MBA受験を終えた会社の先輩に勉強に付き合ってもらったこと。先輩が持っていた正誤判定の切り口や、違う視点での問題の見方を学ぶことで、正答率が上がりました。妻にもSCの勉強に付き合ってもらい、正誤判定の深堀をして理解が深まりました。

・対策開始が遅すぎた。当時はTOEFLとの平行学習をする気持ちにはなれなかったが、相乗効果は十分にあると感じた。

・質の良い問題を、何度も繰り返し解いて理解するという、王道の勉強に固執しすぎたこと。いつかブレイクスルーがあると信じて繰り返していましたが、深堀が足りなかったのか、伸び悩みました。ある程度勉強をして伸びない場合は、視点を変える必要があると思います。

・RCを軽視しすぎたこと。伸びないと決めつけ、対策を怠った。PREPをやっても常に足を引っ張っていたので、テコ入れをすべきだったかもしれません。

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